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2016年6月18日 (土)

教育民政委:教育長の回答要旨(2/2)

 牛久もかつて不登校や問題行動のある児童・生徒もいた。今や不登校の数は平成23年度から減りつづけて小中学校ともに全国平均を下回るという。実際に学校を巡回訪問していて、学校の雰囲気はこの3年くらい大きく変化した実感がある。これも成果。
 学力の質問を受け、少し躊躇されたが、茨城県学力診断のための学力テストでは、茨城県にある44市町村中、牛久は、小3:7位、小4:13位、小5:18位、小6:3位、中1:3位、中2:3位、中3:3位とあった。学び合い学習の深まりとともに、解決する力がついているということか。学年が進むほどよくなるのが良い。会社でもそうだが大きな業務改善に踏み出すと、着手当初は落ち込むこともある。飛躍への準備段階なのだがちょっと耐え難い期間。でも続ければ成果は出る。
 下根中のホームページに【卒業生進路先一覧】というメニューがある。進路先は校区によって通学経路とかいろいろ事情もあるが見方によっては成果の一つ。下根中卒のある進学校に通う高校生から聞いたことがある。”学び合い授業が懐しく待望するのだが”と。生徒同士の支え合いつつ学びあう関係が良いらしい。進学校では無理か。
201606142__1m_3 文武両道のスポーツ面。外部指導者の導入については、牛久市は予算を確保してると回答し、今後各校の取り組みになると示唆した。学校に理解のある指導者が見つかれば良い。
 平成28年度もこれまで同様に教育委員会から、市内全教職員に「牛久の教育」と題するパンフが配布されている。A4サイズ4ページのこの資料(クリックで表示)、 何処の学校にいっても校長室に掲示されている。牛久の教育にあたるものにとって原点だろう。これをもとに各校オリジナルのグランドデザイン学校経営方針)が作られホームページにある。一人一人の学びを保障する学校づくりを目指し、主体的・協働的な学びによる授業づくりを基盤とするとある同資料の3ページ目は是非、目を通して頂きたい。
 学び合いを視察する団体は年々増えている。はじめの頃は下根中、中根小から最近は南中、一中と拡がっている。牛久市の市議会議員の視察は二中と奥野小。どこも授業を公開している。校内研修を案内している学校もある。いつでもどうぞ!の態勢だ。
 これまでたびたび教育長にお会いした。都度聞く言葉がある。一人一人の学びを保障するであり、子どもの居場所をつくるだ。これまでの委員会と学校とが進めている活動の先に、「学びの共同体」の実現を目指している。佐藤学先生のヴィジョンであり、学び合い実践の理想。学びの共同体とは、アクティブラーニング(学び合い)を中心に小中一貫教育コミュニティ・スクールの三本柱からなる。その目標は、「一人一人の学びを成立させ、確かな学力を育てるために、一人の子どもを大切にする、だれも見捨てない教育の実現」にある。結果は、学力テストにみる学力の向上であり、コミュニティ・スクール(C&S)による、学校の居場所づくりという。
コミュニティによる学校!? これは目にしたことがある。明治4年の文部省設置、翌5年8月、「学問は身を立てる財本(もとで)」、理念として「邑(むら)に不学の戸なく家に不学の人なからしめんことを期す」と国民皆学を明治政府は宣言し、集落の人々が学校づくりに取り組んだころの精神と同じ。現代風にはなるのだろうが。(おわり)<文責:傍聴人>

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