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2016年8月 3日 (水)

うしくの学校 7:授業再現2/2

>>うしくの学校 7:授業再現1/2からのつづき<<
 (わかった人は?」と発問しません。分かっている生徒だけでつなげる授業はわからない生徒を置き去りにします)。教師の低い声(教師がつぶやくと生徒達は話をやめ、聴く姿勢ができます)。女子生徒を黒板のグラフに招き何事か?書き込む。(教師のつぶやきでまた近くの生徒と学びだします)(話に加わっていない男子に体の向きを変えるように促します。子ども同士のつながりを常に意識しています)(教師がつぶやくとまた生徒たちは話をやめて聴き出します)。先生:「・・と思う人」教師のつぶやきは低音で聞き取れない。(どんな発言も否定しないので、生徒は安心して発言することができます)(リボイスすることなく、友だちの発言をもとに自分の考えを見直すように配慮しています)(どもつぶやきを聞き漏らさないようにしています)(教師の仕事は「聴くこと」「つなぐこと」「戻すこと」です)。先生:「・・・」(コの字の机の配置は、直ぐ近くの人と相談できることです)(一人では難しいと思ったときにグループの学びに入ります

グループの男子が先生の行動に気づき、先ほど同様に男子に支援の手を差し伸べました)(困っている子を放っておかないという教師の姿勢をクラスの子どもは授業を通して学んでいます)(誰一人として一人ぼっちにしない、全ての仲間を助ける事を日々の授業の中で学んでいきま)(何度もグループやコの字にしながら授業を進めていきます。グループで行き詰まったところが見えたのでコの字に戻しました30分経過B
先生:「・・・」、一人を前のグラフに招き、なにか書き込んで戻る。先生:「・・・」、子どもたちはつぶやきはじめる(このつぶやきを大切にしています)。先生はある生徒の近くにゆき屈む姿勢に(膝を折って、生徒と同じ目線で語りかけます。配慮を要する生徒には徹底して寄り添います)。先生:「・・・」、生徒:つぶやき、グループ内で(誰かが話し出すと、話し合いをやめて聴く姿勢を作ります。学び合いに大切なルールです)。編者註:右のグラフは生徒、教師の記入+教師の意図を想定。ウサギの速さは最初と2番目が違う、単純な斜線の傾斜ではないか?
先生:「・・・」、(高いレベルの学習課題を誰一人として落ちこぼれることなく学びについて行っています。つながって学ぶことの大切さです33分経過
生徒はグループ状態なる(教師は発表している生徒の反対側で聴いています。このことで4人全員の学びに引き込んでいます)。

コの字に戻る。35分経過。生徒の一人が発言している模様(速さに着目し変化の割合【2年内容】へのジャンプの課題を設定します)。生徒の発言はつづく、時間に着目している模様。先生:「では、チョットみんなに聞いてみよう。同じように考えた人はどのくらいいるの?手をあげてみて」多数挙手。「チョット違うのだけどという人?」。生徒:「・・1時間で2キロだから2時間では、比例しているから・・」。先生:「いままで一カ所だけ調べればいいとかの話だったよね。いいの?」、つぶやきのはじまり。
38分経過。(次第にレベルの高い話題に入ってきます。ついて行けない生徒に寄り添います)。先生:「ねぇチョット聞いていい?キーワードとして何という言葉つかってくれた?」。生徒:一斉に「比例」(ジャンプの課題に取り組む中で、基礎・基本の定着も目指しています)。先生:「実はこのグラフにはどんな特長がある?」「二つ?」。生徒:一斉に「比例」。先生:緑の線を指して「ということは一カ所確かめれば、時間と距離は十分だなという話になるのかな??」(生徒の学びのために、足場を作ることも必要です)。緑の線の二カ所に点を加えながら「こんな調べかたしたら、間違い?」(足場によって、生徒の学びが始まります)。

先生:実は今日はこれを学習したかった。」、比例と板書。「比例定数ってなんだったの?」(何を考えるのか焦点化し、グループの学びにつなげます)。Y/X=一定 を書き加える。「もう一つ一定になるものがある。それは何?」。つぶやきのなか、グループへ。
教師は歩き回りながら表情を観察。生徒に「Yイコール」等の声。コの字に戻る。先生:グラフを示しながら、「カメの速さを求めたい。この点は、距離は32だから、32を16で割ります。32/16。ではウサギの二番目(眠りから覚めて)の速さを求めるとき、28/16とする。いいの?」。生徒はつぶやく。 終礼ベル。(最後に教師はまとめません。教師がまとめると生徒たちは考えなくなります)。先生:「チョット今日は中途になりましたが今日はここで終わりにしましょう」。「グラフの速さって、Y/Xではないと言うことは分かるよね(2番目の線は急角度)グラフに表れる速さって何だろう?次の時間はこれを一つ考えて、その次にもう一度、グラフが直線になるとはどんなことだろうということを考えてみたいと思います」(普段はグループになって、その中で一人一人がまとめます。わからない生徒は友だちの助けを借りてまとめても良い)。
>>「1年数学 量の変化と比例、反比例」 END<<

 拙い紙上再現になりましたが、学び合い授業の雰囲気は解説によって伝わったと期待しています。この記事は、授業2分割なので、一本にまとめPDFにしています。こちらをクリックすれば表示します。
 ここ数回、各校の公開授業他を拝見させていただいています。従来の知識一斉伝授スタイルから学び合いスタイルへの変化は想定を大きく上回っており、これに一丸となって取り組まれている先生方の努力に感動しました。この紙上再現よりさらに磨き上げた授業法も生まれています。一人一人の学びを保障する学校づくりという理念・目標のもと、先生方の一致した努力は、保護者はもとより関係者には是非知っていただきたい。今後も発信いたします。
<情報教育サポーターS.H>

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