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2016年10月 2日 (日)

うしくの学校16:学び、の学校

 現在、牛久市の学校すべて「学びの共同体」づくりの真っ直中。その学校」を図示してみた。数冊「学び合い」本を読み、数回授業をはじめから終わりまで見学し、数校の校内研修に参加して「学び合い」の実態認識は深まった。なるほど「アクティブ・ラーニング」にほぼ同じ。学校を中心に、関係者:子ども先生保護者コミュニティ:をオーバーラップすると学びの共同体の全体像に。Photo_2子どもをゲスト、先生を主役とみると、周囲のやるべきことも見えてくる。日々先生は、意識下に「子どもは未完の国の『宝』」、「学校はグローバルな人材を育成する場」として、子ども(児童/生徒)と向き合っているのではないか。
 教えることがミッションの先生。その教え方を講義型授業から「学び合い」、「アクティブ・ラーニング」へと学校あげて大転換。経験豊富で技量をもつ先生にとっては、受けとめかねることだろうに、さすが教師、これに真摯に取り組んでいる。後々ひとり一人の質の高い学びを保障する学校づくりを掲げる牛久市のこのチャレンジは、参加した先生ともども高く評価されることになるだろう。
 授業に参加できない子どもは姿を消した。統計にもあるが不登校も大きく減じた。こうした成果は「うしくの教育」第5号に、牛久の「学び合い」が世界へとあり、なんと論文がイギリス、ケンブリッジ大学ジャーナル・ウエブ版に掲載されたとある。共同執筆者に染谷教育長の名も(同論文は教育委員会にお問い合わせください)
 「学び合い」の特長は、子どもたち自身が、アグレッシブに自分たちの力を最大限に引き出す努力を、毎日の授業で繰り返すこと。授業中は子どもが主役、先生は寄り添い進行する役。それだけに先生の授業デザイン(指導案)は最も重要で、日々の実践と授業法の研究は欠かせない。互いに授業を公開しプロ教師の誇りにかけて、校内研修(研究)会でも磨き合う。また、学校は、先生方の異動と新採者等、「学び合い」未経験者へも備えている。市は予算をつけ、外部から特別講師(スーパーバイザー)を招く一方、校内の連達の教師の力を得て、校内研修の質の向上を図っている。
 保護者は、”明るく、素直で成績の良い子に”育てと思い”友達に恵まれ、勉強に目覚め、本人の望む進路へ”と願っていよう。それへ向かっている、手助けしている先生方の授業の工夫や努力、どこまでご存知だろう?小・中学校では、成績が良いと”塾に通わせた”、”うちの子は特別!”という声をときどき耳にする。牛久の学校は開かれているから、連絡して数回見学されるがよい。
 公教育では、健康で自主的に学習する子に育てることと合わせ友達や大人代表の先生とのコミュニケーションで得るこころの成長も大切。少し前までは、成績が良い、スポーツに優れている、絵が上手といった目立つことで評判を得たが、「学び合い」では認め合う場面がふえた授業の学びのなか(プロセス)で各自、得意も不得意もあり、そのたびに知る者/分かる者を認め・・合う。教えることで学びは深く、教えられることで友を識る。認められると嬉しいし自分の居場所ができる。学びが楽しい。そういう学校こそ、希望の学校だろう。「学び合い」、「アクティブ・ラーニング」は、友達との関係好循環のもとでもあるようだ。<学校サポーターS.H>

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