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2017年4月

2017年4月28日 (金)

先生の環境の認識

 連休を迎えるこの時期は、新年度であること、新クラスであることで、先生と子どもは、気持ちも新たに学級づくりの真っ最中。どこの学校にも、ピカピカの明るさがみえる。年度初めの定期巡回訪問では面食らった。いつもと違う時間に、一斉に校庭に飛び出してくる子どもたちに遭遇。家庭訪問のこの時期、短縮授業で中間休みにズレがでた。 先生にはお子さんをおもちの方もおられる。訪問されてのも慣れているのでは?と水を向けると、我が子の先生を迎えるときは別、緊張するらしい。そういうものか。
 ”先生は多忙である”ということは、マスコミも採りあげて、人々には広まったが深く分かってはいまい。それは当然、結局はニュースで知るばかり。その点、毎月の定期・不定期訪問で、普段の学校の多忙さは実感として知っている。小学校と中学校の違いはある。保護者や皆さんに、それをボリューム感をもって伝えようにも、データをとる立場になく、添えられないのは残念だが、今後は、ときおり記事にしていこうか。
Photo うしくの教育、それは佐藤学先生の「学びの共同体(左図:筆者編)共同体実現を目指すもの。以前、ときおり見かけた生徒指導の様は、今やその影もない。学力も上昇傾向にあると。この学びの理念の地域展開へ踏み出した。学び合う、聴き合う、助け合う授業と、いくつもの校内研に参加し観察して、先生自身や先生同志(註:同士に非ず)の努力には頭の下がる思いがしている。
さて、我がサポート活動、マンネリ化してはいないか?他に何ができることはなかったのか。”できることをできるだけ”の精神で、機会をいただいてはきたが、正直、組織外のボランティアである非力さを痛感することはあった。これからは、その部分の発信にも臨んでみよう。

 先生方を支援したい。その仲間を増やしたい。先ずは、先生の置かれている立場、環境の認識からだろう”先生は多忙である”資料は、文科省サイトに多くみる。ほとんどがA4サイズにぎっしり詰め込んだ分厚いもの。中央官庁の課長補佐クラスの作だろう官庁用語になっている。実際には業界スタッフ(その経験あり)の力を借りているはず。資料は、整理はされてはいるが重複する資料も多い。図だけでも何かをつかめるものはないか?と探していて、いくつか見つけた。同一時点の調査資料。「『学校・家庭・地域の役割分担と教育力の充実について』関する参考資料」と題する50ページクリックで表示のPDF資料の中の6ページと27ページの図。眺めているだけでも、それなりに考えられるから興味を引く。04271_46ページ(右図)教師の多忙化の主な要因について】、上下二段に昭和41(1966)年度と平成18年度(2016)とを棒グラフで対比している。増えた部分は、①生徒指導(現在のうしくではこの点はあてはまらない) ②補習・部活動 ③事務的な業務(学校経営等)。授業準備時間は減った。この資料には元資料もあるからそれを見るとより詳しくわかるが、まずはここから。
04272 27ページ(左図)教員の勤務時間の経年変化】。前資料と元は同じ。視点が異なる。グラフはスッキリしていて見やすい。児童・生徒に直接・関かわる時間は増え、他もあり残業は月約8時間が34時間に。児童生徒の授業時間に変化なし。割合変わる学習指導要領には、都度対応していようが授業準備の時間だろうか?それにしては減っている。
 うしくの教育は、プロフェッショナル教師としての磨き上げを校内研修の場で、同僚から学びまた同僚に寄与している。授業の質は以前より向上しているのではないか。今年度はそうした気持で見に行く。新卒や経験の浅い先生もその学びの場において、先輩の着眼点を見聞きし、共有し成長してゆく。
 授業の準備には、コンピューターの活用もあろう。とりわけ、教材研究はネットに溢れているコンテンツから、有力なコンテンツを見つけて、アレンジする作業もあるはず。時間がかかる。でも、現在その時間を学校で確保するのは難しい。そうした環境になっていないからだ。次回あたりに、先生を取り巻くネット環境について示すことに。

 ps)思いがけなくも本日:4月29日(土)毎日新聞4月29日朝刊社会面に「教員勤務実態調査(平成28年度)速報値 」が4月28日に公表されたとあり、その概要が署名記事に。詳細が分かれば改めて記事にする。授業法に邁進している先生方へ出来ることで報いたいもの。先ずは劣るネット環境から。
一人よがりだろうか?

2017年4月26日 (水)

奥野 自然探検

0426_2 急なお知らせですが、市内学校の里山観察などの支援を長年続けているアサザ基金さんが、日曜かっぱ塾に登場することになりました。
その第一弾「奥野 自然探検」を、なんと今度の4月30日(日曜)に行います。参加は、子どもたちにかかわらず、ご父兄の単独も可能。
奥野小学校校庭に13時の集合、16時解散を予定。もちろん参加費は無料。これらのチラシは左の通りですよ。図をクリックすると大きくなります。<おくのキャンパス応援団S.H>

2017年4月23日 (日)

苗植えて我が家に春

 「穀雨」、20日(金曜)は、この日だった。「こくう」と読む。初めて耳にした。朝の依田さんの天気予報でのこと。穀物を育てる雨の意なんだそうで、二十四節気のひとつ、この次は、もう「立夏」。今年(2017)は5月5日のこどもの日。市役所の横の広場を舞う群れなす鯉が浮かぶ。この二十四節気は、毎年国立天文台から公表されているとか。知らなかった。
 寒さの残る3月の初め今年は何を何処に植えようかと二人だけの思案になった。昨年の隣地の5家共同管理畑での少しばかりの成功が、そうした気持の変化を生んだ。種をまく、苗を植付け、その生長を見守る。剪定、雑草つみ、物なりをみんなで分け合って、喜びも分かつ。晩秋は畑の側でのミニ収穫祭。子どもの頃のご近所つき合いの再現だった。
そんなわけで、今年は植え付ける場所は、大幅変更。庭のベランダ側、いつもはミニトマトやキュウリ、ピーマン、シシトウのところには、スナップエンドウの種を蒔き(3/2)、そしてパクチー(4/15)ここ数日の温かさで、にわかにエンドウはきみどりの葉を伸ばし支え棒の出番になった。毎朝、雨戸を引くたびに見ている。あっ!そうだった。共同作業でジャガイモを三種類植えつけた(3/24)。キタアカリ、男爵、メイクイーン。マルチシートをはってのこと。
04231_2 このところホームセンターを巡っていた。一寸した不足の農具、肥料の調達に苗の売り場を探る。荒川沖のジョイフル本田(4/15)、ひたち野うしくのホーマック(昨日4/22)といった具合。例年は連休だったが、早い出だしになった。楽しみは行動を変え、生活に潤いも。なんと、昨日(22日)は、ホーマックに数種の苗、多数出現。まだお客も少ないから求めやすい。早速、ミニトマト4種一株ずつ、キュウリ2種、ナス5株、シシトウ一株、ピーマン一株を購入して午後、家内が植え付けた。植付けから収穫担当は家内、小生は土づくり、畝づくり、棚を作ったりする、完全分業体制。何故か?整えるのが好きな小生は大切な芽まで摘んでしまう、とんでもない失敗をやらかす。それも毎回、だから信頼なしで叱られるそもそも不向き04232お代官様にお許しを乞うのは厭だから止めにした。まだ、植付け場所にゆとりがあると言ったら、そこは予定があるのだと。ホーレンソウ、オクラ、モロヘイヤ等々。現在、ネギはあちらこちらに元気に目立っている。取り残したキャベツは花を咲かせている。タマネギニンニクも、諸々生長している。決めては陽当り。土に温もりがある。野菜も人も。適材適所。マルチシートを敷いたのは、昨年の他家の経験をもとにやってみた。覆いをかぶせるところまでは、面倒は避けるタイプの小生には無理。でもやっている家もある。刺激されるなぁ~。そのかわり腐葉土を作る場所の整備はやっている。できあがった腐葉土を畑にまく。042334_3結構きつい労働だが体調を見ながらで、あっさり打ち切る。今年は何でも屋さんでもある彼が、畑の一角にハウスを造り始めた。こりゃ一体何が出来るのか。
ついでに、久しぶりのご対面、キャベツの花と葱坊主。別に珍しくもないのかな。キャベツの花の後方のオレンジ色は、植え付けた苗の囲いだがまるで花のよう。





2017年4月18日 (火)

「学び合う学び」入門

 昨日と今日(18日)、29年度のサポート依頼のあった学校を訪問した。定期異動では学校長ほか幹部の先生にも異動があったからご挨拶の機会を得たのは有り難い。これで情報教育サポーターなる肩書きのもと16年目を正式に開始する。本当のところは、情報教育でお役に立ちたいが、先生方の助けになるホームページ発信のサポートも大切だから喜んでお手伝いさせていただく。
 この年度初めのご挨拶、昨年までとの違い、それは学び合い授業そのものを観察し学び、より深く知る立場にもあるということ。先生方の日常の苦心、努力を知り、理解し保護者等にそこで得た情報を発信するためである。この目的で今年度も授業および校内研修の場には、できるだけ参加したい。昨年度同様よろしくお願いする。

 この度の異動、校長先生は13校中、新着任5名、市内異動2名。昨年度はそれぞれ3名と1名。大きな変化だ。教頭、教務主任の異動もあるから、牛久の学び合いをこれまで同様に継承されるか?関心の的だが、印象では皆さんに期待をもてる。そこで紹介しよう。学校幹部はもとより、他地区から着任された先生方に牛久の学び合い入門に相応しい資料、「『学び合う学び』を創る」を。27年度、当時、ひたち野うしく小学校本橋教頭先生(現河内町教育委員会指導室室長)の作成で、校内研修で使用されていたのを知り同校ホームページにアップした。昨年、他校での活用許可を校長先生から得て本記事にも採り上げた(クリックで表示) Photo_2
 右図のようなパワーポイントの資料(予習に最適)画像とテキストからなり、最後の51ページ(左図)にまとめ。0418x_2これを繰り返し見て、考えて、その概要を理解できたから、高いインテリジェンスをおもちの先生は造作もないこと。合わせて佐藤学先生「学校を改革する」や「学力を問い直す」「『学び』から逃走する子どもたち」「教師花伝書」等を読了した。併行して各校月一回の校内研修にも参加。当然、授業を公開する先生だけではなく、諸先生の並々ならぬ取組みを知ることに。先生って凄いなと。学び合いは、平成17年度の導入と知ったのだが、正直なところそのころは目立たなかった。市内全校が揃ってこの授業法に取組み・発展させているのはここ数年のこと。ひとへに自ら学び実践し確信を抱いた現教育長のマネジメントによるところ大である。普段、教育長から強く感じ取れる信念、それはひとり一人の学びを保障すること」「一人ひとりの居場所をつくることに尽きる。先生個々の力量も大事だが、かつての教室には、授業に関心を寄せない子どももいたのも事実。先生の力量に頼るのはなく、子どもの力を引き出し、子ども同士が学びあう。そこを活かそうとの考えは相当に思い切った転換だが、現代にマッチしたやり方でもあろう。実際に文科省自身が、アクティブ・ラーニングという名のもとで普及させようとしている。

 今や全校いや市内あげての取組みだが、この授業法にいち早く個人レベルで取り組んだ先生がおられた。そのひとりに「先生はなぜ学び合いにとりくんだのですか?」と、すると「自分自身(の力)には限界があります。子どもたちの力を引き出してみよう考えた」と即答された。この先生、ここ数年2月初旬には全教科の全課程を修了させていると保護者間で評判。子どもたちからの信頼も絶大、かつ成績も上がっていると聞く。学びの保障と居場所づくり、一人残さずともなれば相当な覚悟がいる。
 いつもの巡回訪問では、ときに話を聞く機会もあった。先生の知識伝授である一斉型授業(向かい合う授業)から子どもたち中心の学び合いに寄り添い質を高める授業寄り添う型授業)。ベテラン先生には、この真逆の授業法には戸惑いもあったはず。しかし時の経過と共にその効果に驚くことになる。それでもこの変化、先生にとっては大きなストレスを伴うものであると感じる。だから、校長先生が自信を持って指揮しなければ実践の浸透・定着は難しい。全員で取り組み校内研修で磨きあう。そこが重要。

 教育長は、就任のはじめ頃、第一線を指揮・監督したようだ。でもそれも2年か3年か?28年度は校長会にその任を委ねた。むろん、スーパーバイザーと呼ばれるこの道の専門家を引き続き、一つの学校につき年4度も招く予算措置もある。要請されれば指導主事の派遣もする。29年度は、もはや市教委にその指揮・監督の陰は薄い。個々の授業に、月一度の校内研修に、先生間の同僚性の定着をみたのだろう。一方新規に市教委に理論と実践に優れた前中学校校長を教育指導員なる肩書きでおいた求めに応じてのサポート体制の整備。各校の校長先生は気軽に相談しやすかろう。市長も議員も予算措置に怠りない。
企業でも大きなチェンジの初期段階は、トップからの強い指導と徹底した監督、そしてサポートは重要だった。進む過程で、早く実践者に任せる方が良い成果を生んだ。これは確かなマネジメント力なくしてあり得ない。教育長のマネジメントへの信頼。牛久市の教育の変化、定着も、発展も見逃せない。
 子どもたちから見て、楽しく学べる。友達に先生に認められる。嬉しく安心の居場所。大人だって、認められ・褒められれば、やる気のスイッチは入る。うしくの学びは、その段階に入ってきたようだ。つぎは学びの共同体の実現。我が居住する奥野地区は、コミュニティ・スクールになった。また小規模特認校であり、拡大した校区からの子どもたちも増えた。特色のある学校づくり、また一歩進めること、私たち住民が試される番であろうか。<学校運営協議会委員S.H>

2017年4月14日 (金)

おくのキャンパスCS(2)

     【本記事は、前記事のつづき】
 第1回おくのキャンパス学校運営協議会に提出・承認を得た資料関連は次図。資料中の奥野小、二中の資料:「グランドデザイン」は同校のホームページに近く掲載されよう。「教育課程編成書」は、はじめて見たが、なるほどと思わせるもの。これは学校運営協議会委員には提供されている。Cs_2
 さて、主要な記述の紹介。資料の「おくのキャンパス グランド デザイン」には、おくのキャンパスの教育目標として夢と自信を持ち,おくのを支え,未来にはばたく児童生徒の育成」とある。
 目指す児童生徒像は三つ。
  ○ 「できた」と自信を持って言える子ども
  ○ 夢を持ち,夢の実現を目指す子ども
  ○ おくのを知り,おくのに貢献する子ども

そうした児童生徒にもっとも多くの時間ふれ合う教師には、
 目指す教師像三つ。
  ○ 子どもと共にある教師
  ○ 人間性豊かで感化できる教師

  ○ 専門家として自己研鑽に努める確かな力量のある教師
とある
(下線や文字修飾は編集者による)。以降、「学校経営ビジョン」とつづくが、そこは資料の参照を願うこちらクリック

 具体化させる企画あり。その行事と予定日は、
 ① 
おくのふれあいまつり・・・・・ 7月15日(土)
 ② 運動会・体育祭・・・・・・・・・・奥野小:9月16日()、二中:9月 9日()
  オレンジ市のホームスティ・・10月6日(金)~13日(金)
 ④ 市民体育祭・・・・・・・・・・・・・・10月 8日()
 ⑤ 秋季祭・・・・・・・・・・・・・・・・・・10月21日(土)
    奥のっ子ステージ・・・・・・・・・11月22日(水)

このほか、日曜カッパ塾があるが、これは29年度は3年目。4名のコーディネーターは早くから計画に着手しほぼ完了土曜カッパ塾もこれまでの教科の国語、英語に加え、月末の土曜にダンスを新設した。これらの行事予定は、おくのキャンパスの奥野小二中奥野さくらふれあい保育園の行事と土曜日曜カッパ塾の予定を「おくのCSカレンダー」に集約・表示した。両校のホームページからの表示も可能。
 おくのふれあいまつりは、奥野小50周年式典がはじまり。開催の日取りは、協力団体/グループとの調整をつづけて29年度は夏休み直前の7月15日(土曜)とした。子どもたちや保護者はもとより、地域の大人たちにも参集していただきたい。奥野地域のまつりに育て上げるように致したい。そうしたイベントの盛り上げに一役、各地区にもお願いすることもあろう。知恵を支援の手のお願いも。小中学校に通う子どもはいなくても何ら問題はない。29年度の土曜カッパ塾は5月13日開始。関係者は奥野小に詰めている。ちょっと顔を出して声をかけていただけると嬉しいことだが。<28年度-学校評議員、29年度-学校運営協議会委員,応援団 S.H

2017年4月13日 (木)

おくのキャンパスCS(1)

   【おことわり:タイトルは「おくのキャンパス コミュニティ・スクール」の略記で今後も使用します。】
 おくのキャン パス、それは奥野さくらふれあい保育園、奥野小学校と牛久第二中学校をいう。おくのキャンパス命名前の仮呼称「奥野学園」構想では、それらに奥野生涯学習センターと奥野運動広場を加える一帯を指していた。学園からキャンパスへ。でも本質的な変わりはない。つまり、保育園、小中学校、生涯学習センターのあの一帯こそ、奥野地域の中心であり住民の気持の結集する地。まさに少子化・高齢化する生涯学習の時代に相応しい場でもある。
 さて、3月1日、市教委は奥野小学校と牛久第二中学校とを文科省のいうコミュニティ・スクールに指定した。奥野小は小規模校特認校の指定も受けており、小学校、中学校一校ずつのこの奥野地区では両校そろってコミュニティ・スクール指定も当然。さらに、実際には奥野小の別館には奥野さくらふれあい保育園が置かれた。そして28年度からはイベント:おくのふれあいまつりに参加した。ここは地区の子どもたちと大人たちの集まる場になってきた。また保育園の年長さん、小・中のALT先生二人の指導もうけていて、この地区、小中9カ年の教育にとどまらず、英語は10カ年を視野にしていると言うことか。

 さて、いったいコミュニティ・スクールとはなんぞや? ネットで「コミュニティ・スクールとは」で検索すると関連サイトは数多く表示される)みると「世界大百科事典 第2版」(こちらクリック)にその解説をみる。Photo文科省はこちらクリックコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)としてコミュニティ・スクールは、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え『地域とともにある学校づくり』を薦める仕組みとある。
奥野小と二中がコミュニティ・スクールになったのは3月1日。そして3月22日には第一回おくのキャンパス・学校運営協議会が奥野小にて行われた。1cs_3当日は14時から、市教委担当者と委員候補者の皆さんの参集。議事は順調な運びで70分で終了。主要な内容は、学校運営協議会委員の委嘱、互選で議長・副議長を決め、事務局は両校におくことに。おくのキャンパス初年度の学校運営の基本方針は、グランデデザインという名称の資料で説明あり(牛久市では全校が年初につくる)。28年度中に5回の準備会を進めていたのと資料作成者が校長先生とあって内容はバッチリ 。この概要は、HP「奥野の郷クリックで表示に記載。学校運営協議会はすでに29年度の次回以降、4回の開催日と議題も決まっている(この地区の学校評議員はなくなる)
 この会議に先立ち、奥野小の土曜・日曜カッパ塾のコーディネーター(正式名:地域・学校コーディネーター)と学校サポーターは、3月1日のコミュニティ・スクール(今後「CS」と略記)指定直後にSOCAプロジェクトを発足させ、学校運営協議会に対応する組織:「おくのキャンパス応援団」を地域学校協働本部と見なして、市運営の”うしくコミュニティネット”に登録した。Photoこの奥野地域はずっとずっと昔から学校を自然に支援する方々が多く、累代引き継がれてきた。だから応援団(SOCAプロジェクト)は、運営協議会で企画されたイベントについて、実施者や支援者を学校に結びつける役割を担うことにはじまる。そこで奥野地域の情報を共有する目的で、専用のホームページを用意。応援団活動の充実はまだまだ先になろう。当面応援団は、おくのキャンパスCSの円滑な運営の一助を目指す。そこで、ボランティア協力者を募りたい。カッパ塾の地域関係者だけで立ち上げたものの、正直なところ手も知恵も足りない。小中学校に通う子どもはいなくても何ら問題はない。29年度の土曜カッパ塾は5月13日開始。関係者は奥野小に詰めている。ちょっと顔を出して声をかけていただけると嬉しいことだが。<28年度-学校評議員、29年度-学校運営協議会委員,応援団 S.H

2017年4月 8日 (土)

3.16 面会記

 29年度第一回市議会、一般質問終了数日後の3月16日、学校サポーターとして、これまでにない一年(普段の授業観察と公開授業~校内研修会への参加)をおくったその感想を市長さんに面会し、お伝えした。要点は4つ。

 1)本市の「学びの共同体」による学びは、市の評判を一層高めるだろう
 2)ICT環境整備の遅れは、予定(先行きを)を示す、見える化してはどうか
 3)実のあるICT授業に高めるために、ICTボランティアを組織化してはどうか
 4)先生方の多忙さの一助になる数年来放置されている問題がある

つけ加えると、1)---「学びの共同体」による授業法を周知・徹底できたのは26年度か?以来、各校揃って校長は率先して理解し推進し、今や(28年度)その主導は市教委から校長会に移っている。この授業法は、近年、文科省が採り上げたアクティブ・ラーニングのまるで先取りで、本市では定着の段階にある。「学びの共同体」づくりは、子ども・先生だけでなく、コミュニティと、共に一体とになった教育環境づくであり、29年度はその方向に進み始めた(右図は編者作成イメージ図)Photo_2

2)---ICT環境整備の遅れは明らか。文科省は、同基準でみて本市は茨城県内の下から2番目と公表している。小学校パソコン(2010年夏設置)は標準使用期間を過ぎており、リプレースを待たれるが?

3)---ICT授業は機器を設置し環境を整備するだけでは不十分である。もとソフトウエア・エンジニア(経営者であった)であり、15年間の情報教育サポートで実態を知るものとして提案する。ICTを知る(リタイヤ後の)ボランティアを募集し組織化すること。そのボランティアにも資質を求められる。事前に学校が受け入れやすい研修を要するが協力もできる。

4)---放置されている問題。それは、現学校におけるインターネットの利用環境。極めて少数しか使えず不便。サポーターとして見かねる。新教育指導要領等で教科の課題の多い中、先生の置かれている立場を全く理解できていないのではないかとさえ思う。これは前教育長からの問題だが、当時の市のネット・PC提供部門は、セキュリティの重視(当たり前)運用コストの削減を最優先してきた。そして今に至る。現在、周辺自治体で実現しているネット環境と同等水準への引上げは当然で、学校現場には直ぐに有効でなる。クラスを担任する先生の目線を知り理解し検討すべき問題。学校自体は、市教委に対して必ずしも率直な具申はできていない。それとも別の障害があるのか?

 予算編成上、数年来の問題には、安全を重視し一中体育館の建て替え、牛久南中の大規模改修、下根中の衛生面改善を採り上げているとお話しされた。これらは広報で知るところ。よく理解できる。問題・課題・公約に関し、細る予算の中での編成の困難さは、そうした経験もあるものとして理解しているが、子供の将来像を思うとき、ICT環境の整備は必要今すぐでなくても、少なくとも必要と考えている事項を列挙するだけでも市にその認識有りと評価できる。問題・課題を認識・列挙し~見通しを立て~予算をつけるの順に、見える化されることを強く望む

 最後に、教育はどなたが責任者であろうとも同様の主張をすること。前市長以来、定期的に聞いていただいていることには感謝、といった次第。市長も学校も開かれている。聞く耳を持って頂けているだけに、無理を通そうとは思わないしできっこない。私達コミュニティも聴く耳を大きくしておく上に、これまでの”出来ることをできるだけ”に”張り合い”を加えて支援活動しよう。
以上、表現には至らぬ点もあろうが、大要に違いはない。もし、あれば修正には即、応じる。29年度のスタートにあたり、新たな出発点として記録にしておく。もちろん関係者にもお知らせする。<情報教育サポーターS.H>

2017年4月 6日 (木)

おくのキャンパスの始業式

Photo 31日の離任式に赴いた。当日午後、両校とも、校長先生は離任の教頭先生と挨拶に現われた。つづく新年度早々の3日(月曜)。午前中(外出中)は奥野小、午後には、共に新任の二中校長と教頭先生とが「新任ごあいさつ」を持参して来宅。そして今日:6日は、新任式と始業式。どんな先生が来られたのか?見聞をかね、期待を胸にでかけた。奥野小から二中へとまわる。以下その印象記。
新年度、両校は”おくのキャンパス・コミュニティ・スクール”元年になる。学校運営協議会委員としては、このたびの人事異動はひときわ気になる。奥野小は4人の離任で6人。二中は10人の離任で9人着任。期待は、その力量の推測から。Photo_2
 数人、既知の先生がおられた。フレッシュな先生も、勢いに乗ってきた感の先生もおられる。二中の英語は強化された。キャンパスの発展を期してのことだろうか?並木中から・牛久南中からのお二人に在籍の先生の3名体制。ALTにも入れ替わりがあった。ベテラン男性講師はフレッシュマンに交代。アレックスさんは継続する。平日の授業(少人数指導)、土曜カッパ塾もこれまで同様に期待できる。

 昨年度、各校の校内研修をくまなく見学(観察)していた。だから市内からの着任にはある程度の情報を持っている。奥野小・二中のこのたびの異動、明らかに新しい段階に入ると予測できる。英語と環境・郷土の歴史(≒ESD)と小中9カ年の連続性のある教育は”おくのキャンパス”の主柱。26年度からの基礎作りの流れは、奥野小校長から新任校長・教頭先生へと十二分に伝わるだろう。その上でキャンパスは発展期へ踏み出すとみた。われら地域にあるもの、これまで以上に強い関心で見守り、かつ応援しようではありませんか。
0406_2 奥野小への転入生は11名。拡大校区からの児童たちで2年生から6年生まで。保護者の顔も見えた。キャンパスに学ぶ子どもはだれもが地域の一人。奥野小在校生は200名にもどる。でも、まだまだ少人数(それがよい)。担任の先生に限らず、校長・教頭・教務・養護・司書・栄養士・SA(スクールアシスタント)・用務員までの全教職員が子どもたちを憶えての体制は継続する。前記事:「28年度離任式に思う」冒頭の歌詞、今日は子どもたち全校児童の生歌を耳にした。このメロディーと歌詞の一部が、どうやら頭の片隅に住み込んでいるらしい。
写真は、新任式~始業式~担任発表~転入生紹介と一通り終えた最後の合唱風景。担任発表直前のほんの数分、少々当然のざわつきはあったが、歓声も上がった新年度、来週から本格スタートする。

2017年4月 2日 (日)

28年度離任式に思う

 ♪あかるい朝を 元気にそぶ~♪~、この日、ふと脳裏に流れて目が覚めた.。奥野小学校の校歌(つづきはこちらから歌詞に間違い、本当は「~元気にはこぶ」!。記憶の中の小学校唱歌にもこんなことは多々あり。年度末の最終日:31日は通常の新聞大で8面におよぶ教職員の異動が折り込まれる。何時の頃からか、これを見るようになった。一面は顔写真付き。2面以降茨城県教育委員会レベルから・・校長、教頭の順にあり、4つの地方事務所に身近な先生の異動をみる。知人名と市内13校名をたよりに探すが、いかんせん最早あの文字サイズで詰めこまれていては見落としも。
Photo_2 朝ドラ後のメールチャックでなんとこの異動が今年は全校そろってかっぱメールで着信。これには離任式時刻の案内もあり出かけた。奥野小、今年は4名。県北から赴任されていた教頭先生(ルールらしい?戻られる)、前任校来の旧知の先生は6年、子どもに人気、親も信頼する先生も同じ6年での離任。離任式の一般席には卒業生もひとりいた。新聞で知って飛んできたという。二中に廻った。ちょうど式が終わり生徒たちに見送られてきたところで言葉を交わした。校長、教頭先生を含む10名。この一年、いくつもの授業や校内研修会に参加した。ときには公開授業後に先輩の先生から温かいアドバイスを得ていた先生を見聞きしただけに感慨も一塩。いつもそうだが離任する先生方皆さんへは心のうちでエールを贈る。新しいステージで、さらなる経験を積んで、教育の質を高めていただきたいと願う。Photo_3

 帰宅し暫くすると、二中の校長先生と教頭先生とが「離任のご挨拶」持参しての来宅。午後には奥野小も同様に。二中はお二方とも離任する。校長は長くても3年がきまり?。櫻井校長はそれにあたる。奥野小の教務主任をされていたこともあるからいわば旧知で、お話しする機会は多々あった。”おくのキャンパス”と命名される以前の”奥野学園構想”の段階から尽力された。なかでも着任早々、生徒たちの現状をみて、さまざまな改善に当たられた。とりわけ印象に残るのは、中学校と小学校教員間の交流をはじめられたこと。この地区はそれぞれ一校。子どもたちはの多くは9カ年をともにする。その教育の質の向上には子どもの情報の共有から相互交流に踏み込まれた。当たり前と思われるがちだが、実際には小中学校間の交流はみない。企業で言えば支店間とみればわかろう。幹部はともかく一般社員の交流はない。
 近年、市内では小中一貫教育と言っている。中学には複数小学校から集まる。しかも大人数ともなれば、おくのキャンパスのような子どもの情報の共有は、そう簡単ではあるまい。それだけにそれらの学校の今後に注目する。

 1日(土曜)午後、前日離任し本来の任地、水戸の小学校に行かれた教頭先生が新任地の名刺を持って来宅。こんなこと初めて。先生は校長先生の送別のことばにもあったが、奥野小まで片道1時間半近くかけての自動車通勤だった。その距離、一年になんと4万キロ。地球の赤道付近の一周ときけば仰天する。2年だったから2周、8万キロにおよぶ。これではさぞご家族もご心配だったろう。(参考:地球の周囲は、赤道付近は 40075.17㎞、子午線では40007.88㎞とか)
先生は、情報技術に明るかった。フイールドサービスの情報機器リテラシーには、これまでお会いした誰よりご存知でサポート上はパートナーだった。奥野小は英語を特長の一つに採り上げはじめた頃。オーストラリアの学校とのスカイプによる交流を実現。イングリッシュルームでは贈られたタブレットの活用環境をスピーディーに整備。今年10月には、彼の国の生徒たちはホームスティでやってくる。それだけに出来ればもう一年いて欲しかったのだが・・、人事異動ばかりはどうにもならない。いまにしておもえば、自動車での一時間半の通勤は大変だったろう。今後はプライベートで先生の活躍を期待したい。
 

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