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2017年6月17日 (土)

奢れる者久しからずか?

 市議会会期中のこの時期、国の最高の意思決定機関たる国会も18日期末の会期中。一昨日:6月15日朝いわゆる「共謀罪」法案は強行採決に至った。中間報告という奇策で員会採決を省略(無視)し本会議で決する。委員会の委員長は与党だからとの配慮で、この手をこの日に行使したとかいうコメンテーターの声。この国会の体たらく、予想はしていてもあって欲しくないだけに絶句し見かねる。法案の善悪の前に、総理自らが担当大臣の発言を制してまでも推し進めるやり方、法案に不安を覚える。怪しい。これだけで十分に国民に災いをもたらす法案に違いない。この際、そう遠くない将来、大人になる孫のために自身も率直な現在の心境を文字にしておこう。かつて20代後半のある日、父に”昭和初期から終戦まで続いたあの時代、何を考えどう行動していたのか?”と親不孝な質問をしたことがある。無返答だった。

 現在の中学校「公民」の授業はどのようなものだろう?授業観察時に我が知識の焼き直しをしてもよい。君主制でも一党独裁でもない民主制は最も優れているとは言い切れないまでも住民・国民に主権があり、その参加によること、かつ多数決原理で、ものごとを決めると言う意味で良い制度とされている。但し、条件があると何処かでみた。統治者は、少数意見に配慮すること配慮しすぎては決められない、という欠点も合わせもつ。政治はタイムリーも大切だから難しい判断を求められる。
第二次安倍政権発足以来、衆参両院ともに与党多数にかわって、ものごと(政策)は進むようになったものの強行採決ありきの強引さが際だつ。諸外国訪問も従来より多く、一見八面六臂の活躍に見えるが成果はあがっていない。内政でもかけ声は大きく成果は薄く。むしろ危険な匂いさえしてきた。森友から加計学園、岩盤を打ち破る国家戦略特区は重要な課題。だが公平・公正はいうまでもなく、公明正大の要。いわんや少しでもお友達への配慮と憶測されては醜悪な事態だ。文科省、内閣府、官邸が関与する今も。巨悪は今後も配下の犠牲の上に居座り続けよう。しかも何の罪の意識なく。一強安定が続くと見れば部下は直接の指示はなくても、その意向を汲んで、場合によっては「偉いさんが言っている」とかなんとか、虎の威を借り動くこともある。挫折を知らぬ優等生エリートタイプ。今回もおそらくそうだろう。こうしたとき、内閣の舵取りにこそ頼みの綱(存在)なんだが・・いけない。かつて後藤田さんという名官房長官がいらした。国民目線で総理に対しても、もの申すという方で記憶に残るが、今のその立場にある人、言いつくろうばかりで、もはやそこに少しも信はおけない。我が同年齢の副総裁とやらも、変節したのか?おかしな発言ばかりつづく。恥を知らず、同世代には存在しないと勘違いしていた自分は滑稽でお気楽人間か。教室で学ぶにかけ離れた魑魅魍魎の現実。ネットから画像をお借りして心の内を表してみた。061750_3
 最近”中選挙区制の方が日本人には向いていたのか”と考えはじめた。あの金権まみれの腐敗に嫌気がして、政権交代を生み健全な政権になると期待して人々同様小選挙区制に味方した。ところが、当時から健全な野党も必要言われつつ、英国の保守党、労働党を夢見たのがいけなかった。現実には離合集散を繰り返して、一度は政権交代の実現をみたもののあえない末路。小選挙区制は選挙区一人の当選者。それ故、党内で面を犯して諫言する人もグループもなく、かえって多様な意見を封殺する状態になってしまった。中選挙区制は一選挙区複数の当選あり。金権政治を生む土壌にはなるが、与党内では牽制勢力にもなるグループ(派閥)が生まれ機能した。現在は一強がいけない。そのもとでは議員といえども生身の人間。国民を代表している意識より自己保身優先の自分ファースト。その程度の人物ということだろう。考えてみれば選ぶ側だって無責任だ。多くの人は寄らば大樹の陰、危うきに近寄らずの安定志向。投票率はいつも低い。政治への不参加に同じ。今の有り様は選挙民の責任でもある。ところが現実には、まじめな大衆が多くいるはずもないから、やっぱり当選者に選良としての自覚と公僕としての努めを期待する。そして裏切られる連続。農耕社会を遺伝子に持つわれら日本人、大きな変動は望まず緩やかな変化を望み、空気を読み多数の動きに合わせる傾向も強い。正論の野党、芯のない野党より与党の中に調整を望む方がベターなのか?現在、与党は2つ。一方に一定の抑制効果は見えるものの、これまた権力の側にいることで知った味。実現する政策もあるから、いざというとき腰砕け。さて、彼ら選良と言われる方々、どの目線に立って判断し行動するのか。国民!?、いや、やっぱりこれからも仲間(党)ファーストか。不甲斐ない。

 子供の頃、よく母に”他人の役に立つ者になれ、上に立てば上になるほど謙虚でアレ”と𠮟咤されてきた。こころにとめている。

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