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2017年12月13日 (水)

小3算数,中1数学:出題

 最近参加した校内研修会の中から”おくのキャンパス”の5校時の焦点授業を紹介します。
子どもたちはこうした問題に取り組んでいます。まず考え、分からないことは友達に聞き、友達の考えと自分の考えの中で問題を解こうとします。ともかくグループで考えるのです。では、どんな授業か?参考までにその授業例を提示しますから、どのように回答されようか?皆さんもトライしてみてください。小学校3年生算数(45分)と中学校1年生数学(50分)の二問。貴方はどのくらいの時間で回答できるのでしょう?因みに正直なことを言えば、私はその場では子どもたちと同様でした。


第一問)小学校3年生算数の時間の問題 : 単元名→重さを調べよう
 問題① かき3こでは(550)グラム、りんご3こでは(800)グラムです。どちらがどれだけ重いでしょう。
 
この問題は、本日の授業(時間)の学習内容を分かってもらうのがねらいで、この重さは誰もが回答できます。皆同様に800ー550=250 とし、「リンゴの方が250グラム重いと回答できます。「重さの授業」を意識させています。いわば次の問題への準備段階。
1201_2ここからが本題(「重さ」を念頭にした)。
黒板に左図を貼り
もも みかん みかん”で500グラム、”もも もも みかん”で700グラムと説明しました。
問題② かんづめの重さをはかりました。みかんのかんづめ重さは何グラムでしょう。
 さてここからが学びあう。
「500グラムと700グラムを使って計算で求めるには、どのようにすればいいだろう?」ということに。
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児童は3又は4人のグループになって考えはじめます。このグループでの話し合いが学び合う学習の基本。子どもたちは取り組みます。
そこで
先生は、学習に参加出来ていない子はいないか、とか、グループ内での子ども一人一人の話(つぶやきも)、それは考えですから少しも聴き漏らすまいと集中します。同時にそのグループ学習の様子に注意を払いますそして、みんなが学習に参加するように、さりげなくサポートするのです
 グループにおける学習は、分からない子が「これ、どう考えればよいの?」と聞き始めるのがベストです。聞こうとする意欲は学びたいという欲求から生まれているからで、友達の話で分かったときの顔は笑顔になります。学びあうことで、考える力と同時にコミュニケーションの力を養っています。子どもには、子ども目線の疑問に対して、子ども目線の教えの方の方が分かり易いようです。
先生は、どんなに教えたくても教えてはなりません。先生が教えては、子どもの思考を中断することになります。また
教えても大人目線の教えに過ぎません。学び合い授業では、教えたい欲求を抑えるのが最も重要で、慣れるまでは大変なようです。
子どもに「考える」力をつけるそれをまず子ども目線での学び合いですすめる。学び合いの出発点です。

第二問)中学校1年生数学の時間の問題 : 単元名→異動と作図の利用
 この授業(時間)での目標は、移動や作図を活用して身のまわりの問題を解決することが出来ることにあります。授業改善のポイントは、①思考力を養う(より深く学ぶ)と、②表現力を伸ばす(学びを表し、伝える)においています。次図を黒板に貼り、説明後、それを個人個人に配布しました。さてグループになってはじまり。

1205_2 水をくむ場所を考える活動を通して、最短の場所を根拠をもって考えさせることで数学的思考力を養うこと。また、ほかの人の説明を自分の説明と比較しながら聞き、よりよい説明へと加筆修正する活動を通して、表現力を伸ばすこと意図しています。
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生徒たちは、配布された図に、三角定規、直定規、コンパスをつかってトライしだしました。皆さんのとっても頭の体操になり子どもたちの授業を知る機会ですから、子どもたち同様にトライしてみてください。なお、小学校3年生の問題は、自宅に持ち帰る親子で考え回答を提出するようにしていました。数人の回答を見ましたが、解き方いろいろ。親子で考える様子こそ、子どもの学習への理解となったことでしょう。 <<解説は、次回発信>>



 

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