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2018年1月16日 (火)

アクティブラーニング

   Find!アクティブラーナー編集部(文科省関連)から9日19:50に着信したメールに明日の朝8時15分から、大人気の朝の情報番組「NHKあさイチ」で教育改革が特集されます!とあった。朝ドラは家内と見ているが、終わりればその日の予定作業に入るから危うく見逃すところ。Nhk1番組のタイトル「2018教育改革最前線」。放映当日NHKからこの日の概要がサイトに出たこちらのクリックで表示)。井ノ原さんと有働さんのMCにパックンと石田ひかりさんがゲスト。西川解説委員に羽根拓也氏:人材開発プロジューサー、他は随時加わる。初めに大阪の本田(ホンデン)小学校のタブレットを使用した体育授業等あり。次からは準備されたパネルにそって、3年前からだったか?文科省が学校・教育改革として採り上げ、2020年度に全国の学校で導入とするアクティブラーニング紹介に移る。”アクティブラーニング子どもが主役の授業。Nhk2主体的・対話的に授業を運び深い学びに高めるというもので考える力を身につけていく。知識を得ることが容易になったネット社会なればこそで、知識を伝授する従来型とは真逆。これまでの授業で実績のある先生には迷惑だろうが、世の中の変化に適応するのも先生の大切な役割。かといって一斉に全ての教科が切り替わるというものでもないようだ。文科省の掲げる方針・目標のもと、具体的な取組みは、今からそれぞれの教育委員会および学校でというわけ。アクティブラーニング導入には、ネット環境を活用したいくつかのサポートサイト がありアドバイザーもいる。授業法転換につき環境を整えてきているということ。先生はこれらのサイトで様子を知ることも可能。子どもたち主役(主体的に聞き・対話し・考えつつ授業目標を達成する)のこのスタイルは、パック(ことパトリック・ハーランハーバード大卒・現在東工大で講義)によればアメリカでは20年くらい前からなされていて欧州でも同様という。では日本は遅れているのか※【放映の翌日のFind!アクティブラーナー編集部からの広報つきメール。「NHK3.pdf」をダウンロード(体裁替え編集済)
 確かに国レベルでは?そのとおりだが、当時、既に東大教授佐藤学先生によって提唱された授業改革:学びの共同体づくりがあった。この手法に関心をもたれた先生の個人又は学校単位での実践がみられていて、現在相当数の先生・学校で実践され、また全国に研究会が生まれ活動している。ネットでにはこの手法の理念や理解の不足と思われる記事をみることがあるが、おそらく授業開始時の机コの字配置、4人向合わせ配置といった形だけをとりいれた授業をみての感想から拒否反応に至ったか?この字机(そこでのペア学習含む)、向合わせ4人による聴き・対話し・協働して考えることをベースにしたグループ学習と、子どもたち全員に、その学習過程での気づき・理解度を見極め、コントロールする先生の手腕は重要になるが・・高得点は遠い。だから先生同士(同僚性)の切磋琢磨:教え方の学び合い(公開授業と合同校内研修)は重要で必要な時間になる。この手法の導入・実践によって顕著な成果を上げた学校の例もある。荒れた学校から落ち着いた学校に変えた静岡県富士市立岳陽中学校当時は佐藤雅彰校長:現在「富士学び工房」代表)。また茅ヶ崎市立浜の郷小学校はこの授業法研究の中心なのか? 同校の紹介サイトもあってクリックすると授業研究会の案内ページに。番組ではつくば市の並木中学(中高一貫校)の国語の授業風景もあった。因みに中学国語の学習指導要領の評価ポイントは、○国語への感心意欲・態度、○話す・聞く能力、○読む能力、○言語についての知識・理論・技能、に変わるらしい。
 ところで、日頃観て
いる牛久の授業(佐藤学先生提唱の「学びに共同体づくり」を母体とする)と、文科省のアクティブラーニングとの明確な違いを私はつけられない。牛久の授業の今は、市教委から校長会を推進母体にサポート&チェックをしながら進んでいる。牛久市が学びの共同体を導入したのは平成19(2007)年?しかし暫くは研究段階。25年現教育長が就任し市内全校に導入・指導を進めて定着に向かったのは平成26年度? 教育長は神谷小校長の時に学びの共同体を研究し、下根中校長時代に学校をあげての学び合い授業を実践した。その成果は教育界の注目を得た。そうした実践経験を踏まえての市内全校導入だから必要な手を講じている。市教委内にこの手法をよく知る前校長をおいたのもそのひとつ。着任して日の浅い校長先生には気易い相談相手だろう。
 私がこの授業の観察に入ったのは平成28年5月13日。教育長の許可を得て新任の教育委員と二人、岡田小学校の校内研修会に午後から参加した。学校はいつでも公開とは聞いてはいたが、授業も公開とは知られていないし、頻繁に訪問する私でさえ教室に立ち入るのは憚れた。その日からいくつもの授業を自分都合で訪問し観察した。予定の分かる校内研修会には努めて参加した。焦点授業をみて
先生全員による研究会(気づきの意見交換等)スーパーバイザーの指導も聴講する。それらの感想や紹介はこれまでも発信している。今思うのは、インターネットが社会の基盤になり、グローバルな活動を要求される社会人として身につけるべき能力(基礎づくり)を、牛久市は小・中学校という公教育でやっている。この事実はIT企業経営OBとして高く評価できる。
あえて繰り返す。牛久の授業は、先生は単元に沿って初めに問題・課題を発問し、子どもたちが主役で進める授業である。ペアにしたり4人グループにするコントロールは先生がリードするが、それは子ども同士の学び具合を観察しつつ適宜おこなう。先生の最大の注意力は学べていない子
(学習に参加できていない子)にそっと寄り添い促すこと。子どもは「ねぇ教えて!」からはじめて、聴き、幾度か対話/説明し合うこの学習は、憶えるから考え、分かるように説明する能力をも磨いていくい学びとか考える能力を友達とのコミュニケーションで得ていく牛久の子どもたちは、学校で職場に必要な能力・手段を身につけているようなもの。
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この発信は浅学非才の私見。出来得れば今後、教育について熱く意見を交わしてみたい。

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