カテゴリー「おくのキャンパス」の記事

2018年6月 6日 (水)

コミュニティS2年目

 タイトルは分かり難い。「コミュニティS2年目」の「S」はスクール。今年度、当おくのキャンパスはコミュニティ・スクールになって2年目になる。今回は、その運営「平成30年度第1回おくのキャンパス学校運営協議会」をとりあげる。
 おくのキャンパスの奥野小と牛久2中は同一校区で、双方に学校運営協議会が設置されたが、実質一つの活動。協議会委員の任期は一年、辞令もでる。以前、学校評議員を長く努めた。年に数回の会合&授業参観があり、報告書を求められたが活かされた実感はなく、純粋に取り組んだとき傷ついた。今回は違う。時代が求めている。
180607cs1 さて、2年目に入った学校運営協議会。軌道に乗りつつある。出席者は17名中13名。働く現役の委員もおられるから午前開催では妥当なところ。意見は活発。1年目の試行錯誤が効いている。この日私にとって新鮮な収穫は2点。
1点目は事務局の紹介を得たこと。授業支援SA(スクールアシスタント)としての活動もあるが、ほぼ専任の1名配置。1年目とその前の準備期間を通して、校長、教頭、教務主任先生方の負担は”如何なものか?”と懸念していた。先生方の働き方改革が声高に叫ばれている時代に、いくらコミュニティ・スクールをつくることが正しい方向にせよ・・と。
市教委も組織整備の仕掛かり中で奮闘されてはいたが、
あれもこれも必要、どう分担するするといった状態。何をどこまでどうすべきか、つまり業務とその切り分けが見えていなかった。だからこの経過での配置はやむを得ないし、見えてきた段階での配置は適切な判断でもあろう。ただやり方は唐突なところがある180607cs2_2おくのキャンパスが牛久市の先行例になって、市内全域に拡がるコミュニティ・スクールの年度内実現を円滑に運べるのであればこの経験はいきてくる。
 協議の課題(1)は、人材バンクについてだった。
学校コミュニティ事務局の3者が形成されれば、何をやりたいかの学校の整理は進んだ。何を求めていたか、新たに求めたいことも出てきた。では、その人材をコミュニティに求め人材バンクを創り上げるには・・?となり、誰がその役割を担うか?と進む。
180607cs3_2学校・地域コーディネーターというボランティアに近いメンバーが30年度は小中学校2校で5名選ばれた。これまでは土曜&日曜カッパ塾のお世話や左図に示された業務の一部を担ってきた。収穫の2はこのコーディネータの役割の一つが確定したとみられること。若いお母さん方中心だけにPTAにも近く、
地域の情報を持っているのがよい。きっとこれまで以上に活躍するだろう。たぶんコアになる役割であるとみたここから発展する。メンバーは家庭の主婦だから、無理はいけない。折り合いをつけながらの役割の全うでありたい。注目しサポートする。
 協議の課題(2)は、小規模特認校について。市内でおくのキャンパスへの就学を希望する児童・生徒にそれを許可する制度で27年度試行した。翌180607cs4_228年度認定され今日にいたる。現在学児童は小学校207名中42名が特認。2割になった。生徒(中学生)は1割弱。特長ある教育にある。広報を充実しなくてはならない。オ-プンキャンパスというのはそのひとつ。180607cs5_3今年(30)度は
11月16日(金)から22日(木)奥野小と二中はこの間、見学可22日は「一日体験もできる。両校とも、ありのままを、見て、感じて、親子で考えてと言うこと。チラシ作成、配布時期、常設場所の増設も必要との意見多数あり。
課題(3)は、おくのふれあいまつり。高齢・少子化で過疎化の進む奥野
(12行政区)地区。奥野小の50周年を機に、学校は年に一回イベントを開いてきた。子どもたちの教育環境をもっと良くしたい、地域の大人の力を得たいと続けてこられた。それ故に学校の行事と受け取められてもきた。真意は奥野の皆さ~んお願いしま~す、というのが本音で地域に対する課題の提起だった180607cs6名称は変化している。今年度は、来る7月14日(土)15時45分開始スタートし20時に終える。今回は準備の都合もあり学校の立てたスケジュールをもとに詰めているが、来年度からは地域主催にしようと立ち上がった方々が”おくのふれあい実行委員会”の中核に位置した。そして今回からその企画の決定・運営に係わっている。奥野地区には、かつて我が子が奥野小・二中に通学していた昭和50年代、学校には行き届いた協力をされる方々がたくさんおられた。私たちが今、その年代になってその奥野の良さを失わせてはならない。復活、いや新生、奥野らしさ”をつくりたいもの。<おくのキャンパス 学校運営協議会委員S.H>

2018年5月26日 (土)

りんごを追うわけ 1

あの頃、都内、山梨についで青森にも子会社をつくった。それからは知人にリンゴを発送するのが常になった。あるとき職場で青森のリンゴが話題にのぼり、“リンゴは、木で熟したもぎたてが一番美味いと長野県出身社員が自慢した。されど我ら、その実現は容易ではなくそのまま。 

奥野(地区)の島田行政区:市の統計2018(平成30)年4月1日現在によれば、人口221人、世帯数80戸(行政区回覧は61戸とか)。牛久市中央図書館に「牛久市史民族調査報告書」シリーズがあり「島田の民俗」もある。安定した集落で、その地に“長沼りんご園”がある。
2016(平成28)年秋、牛久市は奥野小、二中、奥野さらふれあい保育園一帯を“おくのキャンパス”とした。小・中学校には頻繁に往来しているが“長沼りんご園”の場所は知らないままたぶんあのあたりだろう程度の認識。東京から移り住んで45年。東京迄の通勤中は、学校及び地区の活動は家内任せ。リタイヤ後に順番の班長を勤めて、やっとご近所の皆さんと顔見知りになった。それくらいだから団地以外の行政区の方々との面識は至って薄い。 

この島田には、NPO法人アサザ基金さんの借受けた耕作放棄地と古民家がある。子どもたちに自然を伝えながら過疎化の進む地区を考える拠点にしたいと言う。このところ奥野小日曜カッパ塾の野外イベント他や牛久二中1年生の学習に数度つき合った。その日は奥野生涯学習センターに集合し、往路は自然農園を経由し古民家へ至るコース。1805162_2その復路はりんご園の脇道を子どもたちと一緒に通る。ある日、りんご園に働く人をみとめて声をかけた。緑のネット越しに短く言葉を交わす。その後、古民家で二中1年生と地域の大人との交流があり、そこにりんご園をはじめた方もいらした。現在は息子さんに任せている彼、奥野小第1回卒業生という。確かに以前学校でお会いしている。1805161_2古民家での学習会以降はちょいちょい話すようになった。

 一年前(2018年4月)からFacebookでの発信を増やした。「いいね」のなかに「長沼xx」さんを見つける。りんご園で働いていた彼に違いない。そこで他日メッセージで”園の作業をみたい”と送った。即、返事があり翌日訪ねた。作業を教えてもらいつつ会社での話題、熟れたてのリンゴ”の話をした。以来その食味が恋しく気になっている。だから今年は最高に美味いリンゴを実感したい。となればシーズンというのか?その生長過程をとらえておきたい。その長沼リンゴ園の情報は、SNSにある。できることなら(そのつもりだが)作業の過程をFacebookで発信もしよう。なにしろ“リンゴは青森と長野”という私の固定観念をこの際、改めたい。1805167_170828_2関東のそれもこの牛久しかも牛久二中のほど近い地でリンゴ゙が穫れるリンゴ狩りも楽しめるというこの現実。知らぬではすまされまい。ホームページを見るとこんな風(右)に秋には実って、私を待ってくれよう。長沼りんご園は、昭和から平成に変わった1989年の誕生(1番目の圃場)。紹介サイトはいろいろある。ブラウザの検索窓に「牛久 長沼りんご園」と入力すればたくさんヒットする。

 実は16日に取材に行った。数枚写真を撮った。ところが電池切れだったらしい保存失敗。それで発信をためらったが、やっぱり一部にせよ発信しておきたい。わたし同様リンゴの生長過程を知らない方もおられよう。
 お正月明けから剪定作業ははじまっている。実りを豊かにするための大切な作業。5月16日のこの時期は実にする芽に絞る時期。それも粗摘果(実にする花芽に絞る)と仕上げ摘果(五つの花芽から中心の一つにする)とがある。1805163その日は圃場の入口に車が数台あり、昔からの手慣れたお手伝いの方々数人休憩中。身内だけでは合わないし丁寧な作業をされる方でないと困る。ほかにもブルーベリーやヤーコンなど圃場は数カ所あるというがこのりんご園は1.1町歩(3300坪)で、約500本は植わっている。品種もいろいろ。とれる時期や糖度も違う。若い(現在任されている)彼にあのとき聞いた。本当に美味しいリンゴは、例えば家庭で一週間に消費する数が分かっていたら、毎週求めた方がよいと。牛久及びこの近辺の消費者にはお勧めの情報。
1805164_2 木の根近くに瘤がある。”これ何?”。実(み)に養分を行き渡らせるには伸ばす枝も選ぶ。リンゴの苗の植えつけ初期に剪定するらしい。瘤ができるほどになれば選ばれた枝に栄養が流れている証拠。流れなかった栄養は瘤になる。そういうものか。花は桜と同様に五つ咲く。時期も一週間後ていど。中心のめしべのほかは鋏で摘む(このBefore Afterの写真が残っていない)作業。それが仕上げ摘果。ほかに陽当たりとか、実った際に傷つけあわないようにするとか、ともかく丁寧かつ細心の注意がいる。1805166高所作業車もある。飽きっぽいわたしには無理。食べるのは好き。酸味は少し苦手だが「ふじ」のように甘く(ここの出荷の糖度はふじで18度目安)、やや柔らか目が良い。1805165_2小粒のリンゴの赤ちゃんに袋がけしていた。陽光を透す特殊な紙(「ろう})。実の生長で袋は自然にとれる。受粉には蜂が活躍する。テレビで最近は西洋蜂が多くなったきくが、その性質だろう?日本蜂は深く蜜を吸う分、受粉は周囲のみ、西洋蜂は浅く蜜を吸う分飛び回るから周辺にも受粉を見るそうだ。いろいろある。面白いが得た知識は忘れっぽくもある自分。間違いがあったらご免なさい。今後もSNSかこのブログで、リンゴを追いかける。<おくのキャンパス学校運営協議会委員S.H>

2017年12月23日 (土)

H29奥野っ子ステージ

 11221去る11月22日は奥野っ子ステージだった。遅れたがここに記録。当日午後、はじめのことばに続く校長先生のお話に「・・・500人・・・」とあった。昨年よりグンと増え満席。体育館に入ったときの印象と一致する。11223多くの方々に関心を持っていただいて、応援者としても嬉しいこと。会場の配置はいつも通りに見えたが児童入場口そばにパソコンがあり、英語学習やオレンジ市との交流が流れていた。実行委員長M君の挨拶にはじまる。「奥野っ子ステージとは、1年生から6年生がこれまでに学習してきた総合的な学習の時間や英語の発表をします。発表は、それぞれのクラスがみんなで協力して考えたものです。総合的な学習の時間や英語の学習は、奥野小学校が特に力を入れている教科なので、とても見応えのある発表になると思います。是非楽しんで見てください」(原文のまま)と子どもらしい紹介。ステージは、総合的な学習の時間英語の学習の時間の発表なのである来賓の紹介があって第Ⅰ部のはじまり。3年、1年、5年の順。Dsc_0131_23年発表はさぐろう!奥野の自然というもの。進行係の紹介で3年生は元気よく声を出し位置に着く。3~4人が見たものをスクリーンに映しつつ図鑑の内容にも勝る丁寧な説明。スタートはモンシロチョウ、一人一人が発表するのだが誰もが主役の作品となっている。アサザ基金さんの指導を受け、ビオトープをはじめ奥野の自然の探求の目に深みがでてきた発表。最後は発表者全員勢揃い。Dsc_0133_2続いて1年生。「わたしたちは英語で話が出来ますときた。会場の皆さんに英語の挨拶でよびかける。みると額にかぶり物。さてはじまり。左右に分かれ英語の曲にあわせて歌いつつ数人づつがパフォーマンスする。曲は次第にアップテンポに。突如ALTの男先生が現れるサプライズで児童は俄にざわきたつ。普段、児童は週に三日20分のイングリッシュタイムがあり顔を合わせいる。耳と目で英語に馴染んでいる成果か。Dsc_0136_2次は5年生。桂地区伝承の鎌倉権五郎をとりあげた。脚本、衣装をづくりから演出、主役も有力な脇役も5年生作ののストーリー。絶叫型お笑いの池崎風がでたり、とにかく楽しい。作・演出だけでも凄いが、さらにこの伝承をナレーションで補足していく念の入れよう。これをみて鎌倉権五郎を知った方もおられよう。最高のできでエキサイトした会場の雰囲気はみんなの脳裏に刻まれたことだろう。この部分、別途映像を編集しておきたいもの。ここでしばらく休憩。

Dsc_0140_2 進行係がかわり第Ⅱ部スタート。昨年来、奥野さくらふれあい保育園児に加え向原保育園児も登場。園児は英語の歌を披露する。男性保育士に誘導されて、お猿さんのお面を額に曲に合わせて、とんで・跳ねて・座る仕草は愛らしい。次は4年生「守れ!奥野の自然!の発表。3年のときより発表に成長有り。奥野の自然の課題を①増えすぎた竹、②無農薬のお米と③捨てられたゴミの3題、とりあげ調べたと。増えすぎた竹からはじめる。島田地区の古民家を訪ねて、竹が増えて困ることから調べる。締めに大人の力も必要訴え。次はお米。無農薬のお米が捨てられているのに子どもたちは衝撃を受ける。ここもアサザさんのアドバイスがある。すずめは多すぎても困るがいなくても困ることを知る。結局いきものとの共生の大切さを知る。次は捨てられたゴミチーム。さまざまあり、ビンや缶のように資源になるのもある。なかに”1992年のラベル”を発見し自分たちの生まれる前のことに気づき二度ビックリ。ゴミは不用意な捨て方をしないことからと会場にお願い。Dsc_0144_3次は2年生。「Let's sing a song!を可愛い衣装をまとっての英語の曲を2曲披露。初めは全員が座っていて、曲の流れとともに数人がかわるがわる立ち上がり小さなパフォーマンスする。Photo_2次は6年生。「わたしたちの奥野未來予想図の発表。これは予想外。”奥野報道ステーション”と銘うってまるでテレビ番組。コメンテーターも用意する周到さ。課題1:自然が危ない、課題2:歴史があるのに・・・課題3:人が少ない!とある。こうした課題の解決に6年生が乗り出したといい、そのチーム”奥野未來キラキラプロジェクト”の登場。Photo_4奥野歴史巡り・日帰りツアーの開催とか、ハイキングコースがあることを図を用いて紹介。具体的な提案もある。奥野フラワーカフェは英語で。奥野でとれた食材利用のグルメあり。途中にCMまではいる細かさ。メニューは値段付き。他に6nenn4_2奥野の自然に親しむ・テーマパークを提案。間伐材をつかうアスレチックを作りとかアイディアいっぱい。この発表、レポートにしてほしい。プロジェクターで投影した資料だけでもホームページアップして貰いたい。

 発表が終わり、感想は4年・5年・6年からひとりずつ、要領よく的を得た感想があった。なんと発表の進行中にメモをとっていた子もいる。それぞれをしっかり評価しており激励もある。校長先生の締めくくりの話にあったが、確かに子どもたちは着実に成長していて、おくのキャンパスの未來に希望を持てる。奥野小の今年の目標「夢と自信をもち奥野を支え未來にはばたく児童を育てる」だがその目標に向かう子どもたちに確かな手応えを感じた。4年生の発表にあったように大人の協力をあらためてお願いするとしたのも良い。

 おくのキャンパスは、国際理解教育の英語とESD教育を奥野の自然を知り郷土の歴史をしり、奥野の抱える問題を課題に置き換え提案していく活動にして取り組んでいる。どちらも二中との連携のなかにある。あまり知られていないが、奥野小と牛久二中とは9カ年ととらえた学習が進んでいて、その推進に毎月1回開催の企画会があり、両校の先生全員参加の下活動している、企画会には知・徳・体の教育三要素に国際理解とESD5分科会がありより深い検討がされている。また子どもをより良く見守り育てるための情報交換もあるようだ。
つい先日、6年の教室の掲示を見た。教科別に今月の目標が記載されているが、算数は”6学年のおさらい”とあった。これって教科書の内容はこの時期既に終わっていると言うこと。これからの時間は教科の磨き上げになるようだ。以前、聞いたことがある。学びあう支え合う学習の積み重ねでは、先生の力だけでなく子ども同士の学習力で単元はドンドン進みこともありその結果、授業時間にゆとりが生まれたと。奥野っ子ステージの発表内容は、普段の授業との連携の中でその質が上がっているのだろう。ずっと見続けその成長を見届けたい者だ
<キャンパス学校運営協議会委員S.H>

 

2017年12月16日 (土)

小3算数,中1数学:解説

 さて、前回おくのキャンパスの校内授業研究会5校時の焦点授業を皆さんに紹介し、トライしていただこうと出題した。小3の算数と中1の数学。これが案外難しい。とりあえずやってみたが・・・。

第一問)小学校3年生算数の時間の問題 : 単元名→重さを調べよう
120130ということで、もも みかん みかん”で500グラム、”もも もも みかん”で700グラムの図を黒板にはり、「みかんのかんづめ1この重さは何グラムでしょうとの問いかけ。
 子どもたちは、ももは「も」。みかんは「み」と置き換え、”も、み、み 500”、”も、も、み 700”をベースに頭を寄せ合って考えていたが、ここでは、「かんづめ」は抜きにし、ももみかんをイラストに置き換え左図に示す。その方が考えやすい。
12013xはじめに断っておくが、「みかんをX、ももをYとし、X+2Y=700、2X+Y=500の連立方程式」にするのはなし。普通大人はそうする。解き方を知っているから。

120131_2 先生は子どもたちの予想解を用意していた。それぞれの学び合いを見つめるためで、子どもたちに示すことではない。
予想解1) 上の図の”ももとみかんとグラム”を、みつめていると分かってくることがある。その理解のプロセスを例示すると左図のようになる。以降「あ」「い」の区分名記号を使うことにする。
 「あ」「い」の
まる縦点線で囲った部分に着目すると、700グラムと500グラムの違いは、ももみかんの違いによることが分かる。他のももとみかんは同じだから、まる点線だけの違いを考えればよい。つまり「あ」は「い」より200グラム重いのは「ももみかんより200グラム重い」ということ。つぎに「い」の「も、み、み 500」から「もも」を抜き取り「みかん」に入れ替える。500から200を差し引き、300みかん3こぶんということになる。つまりみかん1こは100グラム。
「あ」と「い」は、ももとみかんの違いだが、直ぐにはピンとこなかった。図示してわかた。もう頭は堅い情けない。

120132_2予想解2) 「い」を重ねるやり方。500+500=1000グラムでもも2こ、みかん4こになる。そこから「あ」の「も、も、み」を抜き取る。つまり1000-700=300グラムで、みかんこ分。この方が分かりよい。「い」を重ねる発想を思いつくかどうか。「あ」と「い」にこだわってしまうとこの解はでないだろう。
120133_2予想解3) 2と類似している。「あ」に「い」を加えることから。700+500=1200で、ももみかん、ともに3こずつになる。つまり、一組「ももみかんの3組。それが、1200グラムだから1組は分の一の400グラム。つぎに「い」から1組分を抜き取ると、みかん1こ。500-400=100グラムというわけ。 こうした解以外にあるのかも知れないが、ここまで。子どもと一緒にやってみては如何だろう。子どもたち・・手強い。
あえてまとめれば、解1は、引き算→「い」のももをみかんに入れかえ→割り算の順。解2は、足し算→引き算→割り算。解3は、足し算→組(セット)の認識→引き算。45分の授業中には解けなかったが、家庭学習にされた。親子で考えたのだろうその思考過程が掲示してあった。意味の深い親子学習になったに違いない。

12051さて二問目。
第二問)中学校1年生数学の時間の問題 : 単元名→異動と作図の利用

1205_3 A地点にいる村人が、B地点に縛られているカッパに、池の水を汲み運ぶというもので、最短距離は?と、それを数学的に根拠をもって説明するというもの。
 生徒は、三角定規、直定規、コンパス。なかには分度器まで持っていた。そこで、つい三角定規とコンパスを使ってみたくなり、それらしく作図したが
まったく説明できない。落第。それが右図。図は一見綺麗、でも意味無し。最短はどう説明するの?となると完全にアウト。無駄骨。
1205_4 次は、生徒の使っていた三角定規と直定規のパクリ。それだけを使ってみた。以降左図参照。第一着手は、目的地から垂直線を引き、それを引き伸ばす。池の手前の線と、からの垂線は三角定規を使えば直角にとれ、その交点と、C-Bの長さと同じ長さをから測ってとする。次に
を直線で結べば、直線A-Dと、池の手前線との交点はたやすく分かる。A-Dは直線だから最短であり、との交点をとすると、を頂点とした二等辺三角形X-B-D成立。当然X-CとX-Bは同じ長さ(距離)。よって、A⇒X⇒Bというルートが最短距離のルート。というわけだが、さて正解か?
50分の授業中では解には至らなかったが、ある生徒が「光の反射ジャネェ~」といっていた。おそらく理科で学んだか。池を鏡と見れば、A地点からB地点は、鏡の向こう側に虚像として見えるはず。これは直線。そこをヒントにすれば最短ルートは考えつくだろう。

 何十年ぶりだろう。子どもの頃の授業なんてまるで憶えていない。あのころ、こんな問題はなかった気さえする。この思考、疲れはしたが面白い。でも、短時間での回答は不可能なのであのころだったら落第だろう。今の牛久の学び合い授業であれば、友達の考えに触発されて解けるかも知れない。いや、必ずそうなるだろうし、この思考は身につく。だから先生は不用意に解を言ってはならない。それが今の牛久の学び合い。子ども同士の力を信じ、その力を引出し、学び合うことで力を貯めていく。一人一人が。
 これからの社会は、かつての覚えて解くから考えて解くに向かっている。だから、この授業法は有効かつ考え抜く訓練になると思う。しかも仲間とともに取り組む。コミュニケーションを授業で・・ということでもあり、そこがさらに優れている。
皆さんは如何に思われようか? 牛久の学校はいつでも公開している。礼儀として連絡はするにしても、是非見学いや観察されたい。私と勉強してみませんか。
<おくのキャンパス 学校運営協議会委員S.H>

2017年12月13日 (水)

小3算数,中1数学:出題

 最近参加した校内研修会の中から”おくのキャンパス”の5校時の焦点授業を紹介します。
子どもたちはこうした問題に取り組んでいます。まず考え、分からないことは友達に聞き、友達の考えと自分の考えの中で問題を解こうとします。ともかくグループで考えるのです。では、どんな授業か?参考までにその授業例を提示しますから、どのように回答されようか?皆さんもトライしてみてください。小学校3年生算数(45分)と中学校1年生数学(50分)の二問。貴方はどのくらいの時間で回答できるのでしょう?因みに正直なことを言えば、私はその場では子どもたちと同様でした。


第一問)小学校3年生算数の時間の問題 : 単元名→重さを調べよう
 問題① かき3こでは(550)グラム、りんご3こでは(800)グラムです。どちらがどれだけ重いでしょう。
 
この問題は、本日の授業(時間)の学習内容を分かってもらうのがねらいで、この重さは誰もが回答できます。皆同様に800ー550=250 とし、「リンゴの方が250グラム重いと回答できます。「重さの授業」を意識させています。いわば次の問題への準備段階。
1201_2ここからが本題(「重さ」を念頭にした)。
黒板に左図を貼り
もも みかん みかん”で500グラム、”もも もも みかん”で700グラムと説明しました。
問題② かんづめの重さをはかりました。みかんのかんづめ重さは何グラムでしょう。
 さてここからが学びあう。
「500グラムと700グラムを使って計算で求めるには、どのようにすればいいだろう?」ということに。
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児童は3又は4人のグループになって考えはじめます。このグループでの話し合いが学び合う学習の基本。子どもたちは取り組みます。
そこで
先生は、学習に参加出来ていない子はいないか、とか、グループ内での子ども一人一人の話(つぶやきも)、それは考えですから少しも聴き漏らすまいと集中します。同時にそのグループ学習の様子に注意を払いますそして、みんなが学習に参加するように、さりげなくサポートするのです
 グループにおける学習は、分からない子が「これ、どう考えればよいの?」と聞き始めるのがベストです。聞こうとする意欲は学びたいという欲求から生まれているからで、友達の話で分かったときの顔は笑顔になります。学びあうことで、考える力と同時にコミュニケーションの力を養っています。子どもには、子ども目線の疑問に対して、子ども目線の教えの方の方が分かり易いようです。
先生は、どんなに教えたくても教えてはなりません。先生が教えては、子どもの思考を中断することになります。また
教えても大人目線の教えに過ぎません。学び合い授業では、教えたい欲求を抑えるのが最も重要で、慣れるまでは大変なようです。
子どもに「考える」力をつけるそれをまず子ども目線での学び合いですすめる。学び合いの出発点です。

第二問)中学校1年生数学の時間の問題 : 単元名→異動と作図の利用
 この授業(時間)での目標は、移動や作図を活用して身のまわりの問題を解決することが出来ることにあります。授業改善のポイントは、①思考力を養う(より深く学ぶ)と、②表現力を伸ばす(学びを表し、伝える)においています。次図を黒板に貼り、説明後、それを個人個人に配布しました。さてグループになってはじまり。

1205_2 水をくむ場所を考える活動を通して、最短の場所を根拠をもって考えさせることで数学的思考力を養うこと。また、ほかの人の説明を自分の説明と比較しながら聞き、よりよい説明へと加筆修正する活動を通して、表現力を伸ばすこと意図しています。
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生徒たちは、配布された図に、三角定規、直定規、コンパスをつかってトライしだしました。皆さんのとっても頭の体操になり子どもたちの授業を知る機会ですから、子どもたち同様にトライしてみてください。なお、小学校3年生の問題は、自宅に持ち帰る親子で考え回答を提出するようにしていました。数人の回答を見ましたが、解き方いろいろ。親子で考える様子こそ、子どもの学習への理解となったことでしょう。 <<解説は、次回発信>>



 

2017年12月10日 (日)

最近の行動

 秋たけなわの10月・11月、文化系イベントの目白押しだ。普段の活動にプラスする行事だけでもこんなにある。ざっと列挙する。イベント毎の記事は簡略に。
10月21日
土曜) 秋輝祭。牛久二中の文化祭。これは10月27日に発信した
10月22日
日曜) 市民コンサート(合唱サークルの部)。毎年参加。つい最近まで家内はコーラスの一メンバーだった。
10月27日(金曜) 奥野小「校内授業研修会」。午前の授業から研究協議の終りまで。久しぶりだが、刺激を受ける。
1_311月12日
日曜) 小坂団地文化祭。区長がかわって区民の作品に加え、「コスモス園」「向原保育園:ハローウインの飾り」「みのるの郷」「わくわく」からの出展もあった。お茶席には「おおぞら」の方のお手伝い。にわか茶室の飾りつけは区民、竹は島田地区からもってきたという。
11月15日(水曜) 牛久一中校内合唱コンクール。混声合唱団の全国レベルの活躍の源は、ここにありと
発信
11月19日(日曜) 奥野小日曜カッパ塾の「理科教室」。2昨年同様シンジェッタ・ジャパンさん。1119x_2所長以下マネジャー平田講師とアシスタント、計5名が日曜出勤して指導。植物の吸水の説明と葉っぱでのしおり作り。低学年層の親子参加が多く、ものを作ることには夢中になる。次もこうありたい。
11月22日(水曜) 奥野小「奥野っ子ステージ」。おくのキャンパスの実践を踏まえた内容でステップアップした。観客も増えた。2,3割増か?後日記事にする。
11月23日
木曜) 奥野地区の「収穫祭」。1123211231生憎の雨にたたられたが、市長も議長もお見えになった。前日の奥野っ子ステージで活躍したおくのさくらふれあい保育園児も再び可愛く躍動。いまや恒例のおくのガマガールの「ガマの油」の口上。いつ聞いても小気味よい。
11月26日
日曜) 1124奥野小日曜カッパ塾の「読み聞かせコンサート&ワークショップ」。読み聞かせグループおくのウインドベルズとのコラボ。「グリとグラのおきゃくさま」「お化けパーティ」「11匹のねこ」「すてきな三人組」の三話を演奏つきでの読み聞かせ。これは贅沢。昨年よりメンバーも多く、なかにはアニメの声優か?という方も。奥野小専属とする(笑)。SNSでもライブ発信した。11242
112月 3日
日曜) 奥野小日曜カッパ塾の「料理教室」。メニューは①中華丼、②レタスと干しエビのスープ、③お顔のクッキーの3品。いつものように親子で調理実習のよう。Photo_2指導は、スイートポテトと年齢相応のグループ名をつけたベテラン主婦。レシピはA4二ページ配布。1ページは左図、2ページは右図。SNSでライブ発信。

 といった具合。
 
 私の日常。これらに市内小中学校での先生方の研究会(校内研修:12月1日奥野小のはSNSでライブ発信)に学び合いの授業観察。各校ホームページの発信をサポートする毎月上旬の定期巡回訪問と月3~4回の実態レビュー、そして委員会への報告。おくのキャンパスの学校運営協議会委員としての活動。牛久市議会がはじまればその傍聴もある。
先生の助けになるからと今年も、断り切れず子どもたちにパソコン授業(11月30日と12月7日、SNSで発信)をはじめた。
 当面、力を入れたいのは先生方の働く環境の改善。学びの共同体のコアは先生のプロフェッショナルとしての向上にあり、先生同士の授業法の磨き合いにある。教育長は、スーパーバイザーともいう熟練の講師を呼ぶ校内研修の場を提供しているし、各校は校長先生が先頭に立ち、全教職員で熱心に取り組んでおられる。積極果敢になったそうした現場を数校見ているからこそ、程度の低い職員室のネット環境くらいは少しでも早く改善してもらいたくて、とうとう見かねる実態の発信に踏み切った。耳の痛い事実の現状把握を幹部に呼びかけもした。担当部門の専門家としての水準さえ問いたい気分。
 平均寿命まであと5年。自身に恥ずかしくない人生でありたい。

補足)記事中のSNSとはここでは Facebook のこと。パソコンでもスマホでも Facebook をインストールし、【友達を検索】にて「林省三」とすれば分かろうが確認されたし。SNSは速報性が高い、かつ友達に限らず結構多くの人が見ている。

2017年12月 9日 (土)

スマホを発信手段に

 3月にスマホとiPADを手に入れた。今は亡き5歳上の福岡の兄(8月急逝)に影響されてのこと。初期費用のほか、毎月の通信経費は大幅にアップした。予想通り慣れる前の覚える段階で、躓きの連続。今なお苦戦している。年寄りは覚えるのは難儀である。聞いたそのときはできるが直後には忘れている。それに私の場合、何事も面倒になってきた困った性向。それでは、我に恥ずかしいと思う我もいて、ともかく奮い立つことを見つけるようにし、ここ数日スマホによる発信にトライしている。スマホは常時携帯しているから手軽に発信できる。写真とその場での記事を少しばかり書けば発信もできる。初めての【投稿】押下は少しばかり勇気がいった。アップしても、自分の記事が直ぐに表示されないでいると不安にもなった。でもそこは直ぐに諦め、そのまま放っておいて次に見たときに現われていてこれでよしと小さくガッツ。文字の誤りに気が付くが修正する手立てを知らない。特殊文字の出し方も?

 奥野の郷Blogの発信が乱れている。我ながら驚くほど次兄の急逝にダメージを受け、以前の日常になかなか戻れない。単純なことは続けている。観るとか聴くとか、その場に行くとか。その都度、写真を撮り、資料を手にする。今机上にはそうした発信ネタが豊富にある。必ずこれらをブログにする。
 ホームページ「奥野の郷」のページの見直しも遅れている。リニューアル立ち上げのころは、奥野小と牛久二中を中心に仮称”奥野学園”構想を打ち出しはじめた頃だったが、今や”おくのキャンパス”となっている。おくのさくらふれあい保育園を含めてのこと。国際理解教育という名の英語。これは我々の経験した文・文法からの英語ではなく聴く・会話からはいる英語。文字からではなく耳からの英語ということ。今一つ、ESD社会とか持続可能な社会とか、スローライフとかいろいろあるがおくのキャンパスでは小中学校9年間を通して系統的な学習をしている。”地域の自然を知る”にはじまり、歴史、文化、生活、問題・課題を学習し未来図を描く。小規模特認校の指定も受けた。市内からの転入生を包み込むように受け入れ同化して児童・生徒数は増えた。少ない児童・生徒数であればこそできることである
この奥野の12行政区は、11行政区は古い歴史あり、1行政区は45年以上前の宅地開発の新住民
(流入人口)。歴史のある11行政区には、この風土に根ざしたものか?代々継承している暖かく活動するグループがあり、この地で新たなサークル(奥野ウインドベルズ等)も生まれている。だから市民活動課発行の市民便利帳?から手にいれた牛久の新たなマップを使用し、ホームページの再編は是非したい。そのときは、サブページは、(現在)を表にし、これまで(経緯)は裏(奥深く)に表示する。というわけで、書けない上に、書きたいこといっぱい。発信遅れの言い訳だが、それはならないと、今、スマホでの発信を組み入れることにした次第。

2017年11月20日 (月)

第4回おくのキャンパス・・

 第4回のおくのキャンパス運営協議会は11月14日(火曜)二中にて開催された。当初は奥野小だが、二中一年生の授業参観の希望があり、総合的な学習の時間を先行参観するための場所と時間の変更する。両校は隣り合っているから問題なし。前回の第3回同運営協議会には、意見・提案を用意していたものの、次兄の急逝で参加できず資料を託しただけだったが、帰宅して驚いた。教頭先生持参の資料が書斎にある。お陰でその概要を知った。1114cs今回:第4回は平日の午後だけに勤務されている方には欠席もみえるが、出席者には実際に活動している方多数で、突っ込んだ意見交換ができた。右の写真は、司会席と学校側関係者席のみ。実は左手や後方に多くの協議会メンバーおよびオブザーバーが着席している。中には東大修士論文作成中の学生も。
 議事は【報告事項】から。オレンジ市生徒(OAGS)のホームスティ、市民体育祭、
オープンキャンパスの3題。
①のきっかけは確か?”奥野では外国人を見かけないね”の児童のつぶやき。
OAGSとのスカイプ交流はそうして始まり、先方からホームスティの要請があり、OKと返答して今回のステイ受入れ実現。おくのキャンパスは外国語教育(英語)に力を入れているから、その成果を見ることもできる。彼らの帰国後、小・中学校の児童・生徒全員と父兄からのアンケートを集めた分析報告があった。その大要は、低学年は「楽しかった」であり、中学年以上になると「自分のためになった」という割合の多いこと。なかには、発音が通じなかったがジェスチャを交えてとか、マイナスをプラスに転換させた感想もみえる。全体的に成功。それは受入れファミリーはもとより、市役所・関係者のサポートのたまものである。過疎地でもその気になればなんでもできる。英語をコミュニケーションとして知る機会になった。今後へ期待する意見には、オレンジ市に行きたいとする子もいる。②の体育祭OAGSの生徒も一緒になって数競技に戯れた。③のオープン・キャンパス。案内は以前の記事にもあるがあらためて左図70_3。18日の奥野小土曜カッパ塾からはじまった。奥野小のオープン期間中の時間割は右図。左はPhoto_4牛久二中。Photo_2
 【協議事項】にうつる。(1)児童・生徒数の推移、(2)おくのふれあいまつりの次年度の方向性、(3)授業支援、(4)その他となる。
(1)は小規模特認校の現状(児童生徒数)。奥野小202名中他地区は26名(H28=8, H29=18)。1割を超えている。多くは1年生だが市街部の大人数校からの転入もいる。奥野小は児童数は少ない。その分担任の先生はもとより、教職員全員が全児童を把握し面倒見の良さが子どもに安心を生み出しているのだろう。課題は二中の生徒確保。現在92名(内6名)。転入が多くなれば、やりたい部活も可能になるのだが・・というのが先生方の悩みどころ。少ない部活でも軟式テニス男子は今年度茨城県で優勝した。過去、第一志望でない部活に進んでも貴重な体験を得たという意見等も見られた。(2)のおくのふれあいまつり。学校側からの
次年度運営についての方向性の打診。学校には定期異動があり、継続した方針による運営に難もあり得る。地域主体の運営へ移管はどうだろうという提案。もっともなこと。奥野12行政区の自然減は続き、高齢化している。集落でのまつりは多くが消えていく。でも歴史は古く、地域住民の地域愛は強く結束も堅い。なんらかの手立てを講じて、奥野12行政区全体の存在感をもたらす行事は必要だろうと、学校に長く出入りしてきた一人として思っているところだった。秋の市民体育祭には一昨年から小中学生が授業の一環として参加し賑わいが増したおくのふれあいまつり奥野小50周年をきっかけにはじまりその発展。おくのキャンパス(保・小・中一体)”に続いてコミュニティ・スクールの指定も受けた奥野。これらは行政側の努力での基盤の誕生で好意的。育て上げるのは奥野の住民の役割になろう。最近、後期高齢者になった自分はどうもいけない。つい面倒になってしまう。参考までに左表をご覧頂きたい。11204cs_2どう読み解くか。今後の就学を見込む母数も手元にある。26年度までの奥野12行政区の人口および世帯数の変化はこちらからにある。その分析ダイジェストはこちらから
 今回の学校の提案は、奥野地域住民にとっては、自分たちの自分たちによる学校の継続を望むなら何をするか、何が出来ようか?を考える良い機会になる。運営の次年度移管は無理にしても、この地区にはそれぞれ楽しく活動しているグループがいくつもあるから、地域コーディネーターや学校に係わる関係者がそれぞれに働きかけ、緩やかな結集の呼びかけをはじめねばならない時期でもあろう。
(3)の授業支援。第3回協議会で奥野小から要請され、既に実行に移っている。それは、毎月行われている先生同志の教え方を磨きあう研究会のときに、担任の先生が安心してクラスを空け提案授業に参加するための留守をお願いしたいということ学びの共同体における
学びあう/支え合う授業の手法は、さまざまな効果を生む授業法であると私自身、市内の学校の授業を観察しスーパーバイザーと呼ばれる特別講師と会話しかつ出版物やネットで学んで高く評価している。但し条件がある。先生は常にプロフェッショナルとしての高い意識のもと自己研鑽を継続すること。そのためには牛久市あげての取組みである各校における校内研修には保護者も住民も、できることはできるだけ支援していくことで、先生を先生に盛り立ててゆくことが望ましい。奥野小の10月27日の校内研修には10名の協力者があらわれた。6クラスしかないから複数が留守居役ということに。一声をかければ快く引き受けてくれる皆さんがいる。(4)のその他は、土曜カッパ塾や日曜カッパ塾を主体となって運営しているコーディネーターからの報告。これまでの活動と経緯の紹介があり、発展を期すために、次年度の活動についての組織作りとコミュニティ・スクール醸成の一環としてのWEBサイト:Sunday Okuno Kappa Academy がさらなる充実した活動になれるよう、多くの地域の方々の指導とご参加協力を呼びかけた。
そのためにも、小・中学校からの情報および住民同士、活動グループ間の情報共有の必要性が問われ、情報収集ルートの仕組みを構築する段階に来ていることが課題として認識された。次回運営協議会は1月下旬を予定している。
<運営協議会委員S.H>

2017年10月30日 (月)

OAGSがやってきた(3)

 初めにお断り:記事中に差し込むグループ写真三つは、雰囲気を伝えんがために無造作に撮ったシロウト写真の編集。失礼あればご容赦いただきたい

 さて、ホームスティ受け入れ顛末の締めくくり
 外来の客:OAGSとの夕食会(お別れパーティ)は離日の前日12日(木曜)午後5時45分からだった。会場の準備やテーブルに盛る料理は、いつものように地域のご婦人方。民政委員の方々も見受ける。なんと午前8時半から料理の準備ははじまっていたとか、因みに午後8時過ぎにパーティは終わった。後始末して帰宅したのは9時近く。もう疲れ切ったとは知人の笑みを浮かべた話。そりゃそうだ、お互いそれなりに歳なんだからね。あらためてありがたいこと。Oags181_2 地域コーディネーターと有志、10のテーブルに真っ白いクロスを掛ける。このクロスも前夜までにコーディネータのお一人のお家で材料提供およびミシンがけ、その無償提供だという。
この日は、このOAGSお迎えプロジェクトに携わった多くの方々にお越し頂いた。牛久市の面白いところ。ホストファミリー等ゲストの他は、些少だが会費を頂戴する。明朗で良い。根本市長、中根・石原市両会議員、染谷教育長、市教委の川井部長、課長、石井教育長職務代理者そして地域12地区の内の8地区の区長の顔。地区社協の前および現会長、さらに少し遅れてやってきた山岡県議等総勢100名。奥野生涯学習センターの大部屋もいっぱいになる。お招きするのは、10のテーブルのホームスティファミリー、そしてそこへ短期とはいえステイし生活をともにした生徒さん。Oags182 パーティの終わりにOAGSのお一人お一人から日本語でのお礼があり、引率された先生から感謝の言葉を受けた。特筆すべきは今回の立役者。メールによる諸連絡から受入準備、滞在中一切のお世話にあたった奥野小:小更(こぶけ)先生への感謝の言である。さらにいえば、全面的におくのキャンパスをサポートしてくださった市長、市会議員に、実務に当たった市教委放課後対策課の面々。中にはそもそもキャンパスのきっかけを生んだ奥野小前校長の顔も。Oags183 おくのキャンパスは、3月に文科省のいうコミュニティ・スクールになって、学校運営協議会を設置してきた。その初代会長の活躍も大きい。自らOAGSホームスティ受入委員会
(分科会の一つ)委員長もつとめ、ホームスティ・ファミリーにもなる、牛久2中PTA会長でもある彼。地域のみんなの記憶に残ることだろう。
筆者は運営協議会委員の一人。牛久市の人口84,745
(2017年3月31日現在)中、この奥野地域(昔、奥野村)は5,045人(構成比5.9%)。この人口減。少子化・過疎化・高齢化の中で、どのように受け入れ成功に持って行けるのか見守っていた。さすが、先生って凄い。奥野小:青木校長、牛久二中:高橋校長はじめ先生方の熱意には脱帽である。さらにそれを陰に陽にサポートした市教委放課後対策課の気配り手配り目配りには、牛久市全体の子どもに寄せる熱意を感じて嬉しい。牛久の教育は安心だ。きっと大輪の花が咲くだろう。応援し甲斐有り、牛久。

 なかでも一番の自慢。それはこの奥野には、一声かけると食材持ち込みで集まって下さる協力者の方々。筆者の子ども3人の通っていた時分
(昭和50年から62年)に、家内から聞いていた地域の方々のボランティア精神、その活躍をこのところずっと見ている。これって、なにものにも変えがたい奥野の財産だと思うおくのバンザイというほかはない。市内から通う児童・生徒にも余すことなくそのマインドは届くだろう。「小さな奥野から、大きな世界へ、羽ばたく奥野っ子」応援します。<学校運営協議会委員S.H>

2017年10月29日 (日)

OAGSがやってきた(2)

Oags3 生徒や児童との交流は、休み明けの11日(水曜)の牛久二中の午前中から。2年生とは「にほんごであそぼう」とする学習。グループにひとりずつ入って、「~は英語ではなんていうの?」というわけ。数多く上げられるかを競うゲーム。こうした内容なら交流は自然に進む。Oags4狙いは一緒になって①できるだけ多くのカタカナ英語を見つけ、②それぞれのカタカナ英語の書き方(発音)を教えてもらい、③日本語では何というか教えてあげること。カタカナ表記の単語の多くは外来語が多いが、スマホのように短縮した単語は通用せず、江戸時代来のオランダ語であったりする。50分授業だからどの程度かと見ていたが、どのグループも積極的にあげていた。
Oags6_4次の時間は3年生。スタートは、教室の後ろに一列に並んだ彼等彼女たちゲストの日本語による自校紹介。ひとりひとり日本語学習の成果発表でもある。緊張もあったか?たどたどしいものの、たしかにコミュニケーションは成り立つ。一巡すると今度はホスト3年生の番。Oags7_2奥野の紹介を準備したしおりを配ってからグループ毎に順に発表する。英語での紹介は、これまた緊張したのだろう、気恥ずかしさもあるのか?たどたどしさはご同様。なかにはなめらかに話せる女生徒もいる。こういうときは女性徒の方が強い。度胸が据わっている。午後は、1年生と牛久の郷土カルタで遊び盛り上がったとか。午前中は、市会議員の石原さん、小松崎さんに長田さんもご覧になっていた。関心を寄せていただくのは有り難い。頼りになりそう。むろん市教委指導課長他もおられる。
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Oags9 翌12日(木曜)は奥野小での交流。2時間目、体育館で1・2年生折り紙にチャレンジ。講師は日曜かっぱ塾の遠藤さん。そこに保護者数人のサポートがある。折り紙2枚を使ってのコマづくりだが興味深いのだろう真剣な取り組み。結果、Oags10完成多数。中間休みは、校庭に一斉に飛び出し思い思いの遊びに興じる。NHK水戸放送局(当日夕方の番組で放映)いばらき新聞の取材もあり記事になった。Oags114時間目は3年生とスクールアシスタントによる書写に。体育館に広げたひとりひとりのコーナーに座るが正座は困難なよう。平和の「」を書く。筆のおろし方から墨つけ、書き方の指導へ。思いの外、書けている。Oags12_24時間目は4年生と音楽室で総合的な学習。ご対面の後、Oags13これまたグループで準備した資料を今度はテレビ画面で紹介する。但し、これは日本語。昼給食を挟んで5時間目は5・6年生と体育館で外国語学習の時間。ALTのお二人がリードする。活動は二つ。簡単なダンスとじゃんけんゲーム。OAGSは14・15歳だけに、児童にとってはお兄さんお姉さんのよう。Oags14_2

 こうして中学校も小学校も全学年が交流した。子どもたちにとって外国人との学びと遊びの体験は将来に生きるだろう。
Oags15先生方の学年ごとの内容の配置には工夫がみえ感心させられた。
今年3月、奥野小と牛久二中は揃って、コミュニティ・スクールの指定を受けた。また小規模特認校でもある。国際理解教育とESD教育(持続可能な社会づくり)との二本柱は、地域の方々の協力を得て着実に進むだろう。(続く)

 

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